SystemDesk

システムアーキテクチャのモデリングとバーチャルECUの生成

SystemDeskは、アプリケーションソフトウェア向けのAUTOSAR準拠のアーキテクチャやシステムをモデリングするためのシステムアーキテクチャツールであり、高度かつ広範囲なサポートを提供します。また、SystemDeskは、アプリケーションソフトウェアからバーチャルECU(V-ECU)を生成します。V-ECUは、ECUソフトウェアを検証するためのPCベースのシミュレーションプラットフォームであるVEOSなどのdSPACEシミュレーションプラットフォーム上で、テスト対象ユニットとして使用できます。

  • SystemDesk 5.5

    AUTOSARサポートの大幅な拡張、V-ECUコンテナ向けの3.0フォーマット、その他

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  • SystemDeskおよびEB tresos Studioを使用したECUソフトウェア開発の成功例

    オンラインセミナー動画:このオンラインセミナーでは、SystemDeskとEB tresos Studioを使用して、ソフトウェアアーキテクチャからベーシックソフトウェアまでのECUソフトウェアを開発する方法について説明いたします。

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  • 非AUTOSARプロジェクト向けのバーチャルECUの生成

    このdSPACEオンラインセミナーの動画では、非AUTOSARプロジェクト向けにバーチャルECUを生成する方法をご紹介します。

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  • AUTOSAR、ワークフロー、およびツールの紹介

    オンラインセミナー動画:dSPACEおよびElektrobit社が主催するこのオンラインセミナーでは、車載ソフトウェアの開発において重要性を増しつつあるAUTOSAR規格の基本的な概要について説明いたします。

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  • 診断テスト用のバーチャルECUにElektrobit社製ベーシックソフトウェアを統合する方法

    この無料オンラインセミナーの動画では、バーチャルECUにベーシックソフトウェアモジュールを統合する方法について、dSPACEおよびElektrobit社が概説します。

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  • Naturally Virtual

    新機能を利用できるようになったら直ちにテストするという方法は優れた柔軟性とテストのフロントローディングが可能な環境が求められます。そのため、Volkswagen社では自動生成したV-ECUを活用しています。開発者はソフトウェアを生成してシミュレートする際に、dSPACEツールであるSystemDeskおよびVEOSを使用しています。

  • Smart Software, Smart Trucks

    安全性、効率性、可用性は、商用車の必須要件です。テクノロジーサプライヤであるWABCO社では、セーフティクリティカルかつ信頼性の高いシステムを最適に開発できるようにするため、一貫したプロセスを導入しました。SystemDeskとTargetLinkに基づく総合的なツールチェーンにより、AUTOSARおよびISO 26262に準拠した開発環境を実現しました。

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  • Faster Engine Validation

    物理的なハードウェアがない場合でも、より迅速にテスト作業を実行することができますか。シリコンバレーのテクノロジ企業であるTula社は、仮想検証環境を確立し、それ以降、検証や妥当性確認の作業に必要な時間を50%短縮しました。

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  • VEOSでAdaptive AUTOSAR向けのV-ECUをシミュレートする方法

    VEOSを使用すると、LinuxベースのECUを早期の段階で効率的にテストし、他のシミュレーションコンポーネントと同期させることができます。

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  • Adaptive AUTOSARによる自動運転の実現方法

    自動車業界は業界自ら改革を行っています。自動運転では、ソフトウェアアーキテクチャの要件が根本的に変わってきています。

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  • V-ECUとは

    V-ECUは、想像するほどミステリアスなものではありません。結局は、SIL(Software-in-the-Loop)環境で使用できるように自動生成されたランタイム環境とオペレーティングシステムを使用して、AUTOSARでもそれ以外の形式の場合でも、コードを拡張するということに尽きます。

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  • お客様のECUソフトウェアはAUTOSAR規格への移行後も正しく機能するでしょうか。

    多数の企業が既存の電子制御ユニット(ECU)ソフトウェアをAUTOSARへと移行する作業に取り組んでいます。ここでは多くの場合、新たな規格に準拠させるための多数の構造の手直しや、コードの書き換えが必要になります。

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適用分野

SystemDeskは、2つの適用分野で使用することができます。システムアーキテクチャツールとして、アプリケーションソフトウェア向けのAUTOSAR準拠のアーキテクチャやシステムをモデリングするための高度かつ広範囲なサポートを提供します。総合的なグラフィカル表示により、SystemDeskを初めて使用するユーザでも操作は容易で、大規模なプロジェクトにおいても効率的に無駄のない作業を行えます。

2つ目の適用分野として、初期の開発段階でECUソフトウェアの妥当性を確認するためのバーチャルECU(V-ECU)の作成に使用することができます。V-ECUには、テストする機能の量産コードが含まれ、アプリケーションレベルのみの場合と、ベーシックソフトウェアも含む場合とがあります。V-ECUは、PCベースのシミュレーションプラットフォームであるVEOSなどのdSPACEシミュレーションプラットフォーム上でテスト対象ユニットとして使用できます。

主な利用効果

  • 便利なダイアログ、エディタ、およびダイアグラムによる効率的な利用
  • AUTOSARおよび非AUTOSARソフトウェアをベースにした妥当性確認用のV-ECUの迅速かつ容易な生成
  • アプリケーションソフトウェアとアプリケーションソフトウェアテスト用のdSPACEベーシックソフトウェア、または統合テスト用のユーザ固有のベーシックソフトウェアを含むV-ECU
  • 一貫性および正確性のあるルールをベースとして包括的に検証することにより、信頼性の高いプロジェクト品質
  • 自動化APIを介したサードパーティ製ツールによる反復作業の自動化やリモート制御により、開発プロセスの利便性を向上

機能 説明
AUTOSARモデリング
  • 従来のAUTOSARおよびAdaptive AUTOSAR規格に準拠したソフトウェアアーキテクチャおよびシステムのモデリング
  • ダイアグラムを使用したグラフィカルなモデリングによるわかりやすい概要
  • 洗練されたダイアログおよびエディタによる、容易かつミスのないデータ入力
  • データ交換:柔軟かつ容易な設定によるARXMLファイルのインポートおよびエクスポート
  • AUTOSARメタモデル1)の完全サポート
  • 通信マトリクスのインポート(DBC、LDF、FIBEX)
  • AUTOSARエレメントの分割のサポートにより、他の部分を変更することなく、分割済みのAUTOSARエレメントの再インポートが可能
V-ECUの生成
  • AUTOSAR準拠およびnon-AUTOSARコードベースのV-ECU生成
  • AUTOSAR Adaptive Platform用のV‑ECUの作成
  • アプリケーションソフトウェアのテスト用に、V-ECUにdSPACEベーシックソフトウェアを含めることが可能
  • ベーシックソフトウェアまたは実際のベーシックソフトウェア機能が必要な機能のテスト用に、量産ベーシックソフトウェアを統合可能
  • アプリケーションソフトウェアのテストに必要なベーシックソフトウェアモジュールに対して、ほぼ完全な自動設定および生成が可能
  • 診断テストや、完全なECUソフトウェアのテスト用などの、ユーザ固有のベーシックソフトウェアモジュール(オプション)の統合
  • VEOSでのシミュレーション中にV-ECUをスリープ状態に移行させ、再びウェイクアップさせることが可能
  • VEOS用にAUTOSAR MCALモジュール、ICUをベースとしたベーシックソフトウェアを新たにサポート
  • V-ECUに独自のベーシックソフトウェアを含める際に、これらの新しいMCALモジュールもベースとすることが可能:SPI(Serial Peripheral interface)、APU(回転角度処理ユニット)、およびLINスレーブ
  • メモリセクションを含むA2Lファイルの生成
  • ラッパーにより、既存の従来のAUTOSARソフトウェアコンポーネントをアダプティブアプリケーションに変更可能
開発プロセスのサポート
  • システムアーキテクチャおよびECUソフトウェアの包括的なルールベースによる、一貫性、正確性、および完全性の検証
  • dSPACEのコード生成ツールであるTargetLinkとの容易なデータ交換
  • AUTOSARに準拠したあらゆるベーシックソフトウェア設定ツールと連携して使用可能
  • 従来のAUTOSARリビジョン(R4.4.0、R4.3.1、R4.3.0、R4.2.2、R4.2.1、R4.1.3、R4.1.2、R4.1.1、R4.0.3、およびR4.0.2)のサポート
  • Adaptive AUTOSAR Release 18.10のサポート
  • 立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの検出またはカムシャフトセンサ用などの角度ベースのイベントの生成など、V-ECUへの現実的なセンサ入力のための機能を保持
  • レポート生成、ソフトウェアアーキテクチャの作成、V-ECUの自動生成などのタスクを自動化する完全にドキュメント化された自動化API
  • IBM® Rational® DOORS®などの要件管理ツール内の単一要件とモデルエレメントとの間をハイパーリンクで接続
  • Python 3.6でのスクリプト実行
1) SystemDesk 5.xのみ

適用分野

SystemDeskモデリングモジュールは、従来のAUTOSARおよびAdaptive AUTOSARソフトウェアアーキテクチャおよびネットワーク化された1つまたは複数のAUTOSAR ECUを含むシステムのモデリングを可能にします。このモジュールは、ソフトウェアコンポーネント(SWC)のモデリング、ハードウェアトポロジやネットワーク通信を含むシステムの指定などの、ソフトウェアアーキテクチャ開発プロセスをサポートします。

主な利用効果

  • 簡潔なワークフローおよび直感的な作業環境
  • AUTOSAR環境での作業の立ち上げが容易
  • 大規模な量産プロジェクトに最適
  • 異なるプロジェクトメンバー間での信頼性の高いデータ交換

適用分野

SystemDesk V-ECU生成モジュールを使用すると、仮想検証アプリケーション向けに、バーチャルECU(V-ECU)の設定および生成を行うことができます。V-ECUを作成するために、異なるソースのソフトウェアコンポーネント、関数、またはCコードをSystemDeskで組み合わせることができます。VEOSによるPCベースのシミュレーションにV-ECUを使用すると、Cコードでの実装が可能になった時点ですぐにシステムの全体的な動作をテストすることができます。

テストの焦点に応じて、以下のことを行えます。

  • dSPACEベーシックソフトウェアをV-ECUに追加的に統合することによって、AUTOSARアプリケーションソフトウェアからV-ECUを生成
  • アプリケーションおよびベーシックソフトウェアを含む、ハードウェアに依存しない完全なAUTOSARソフトウェアからV-ECUを生成
  • 非AUTOSARのコードからV-ECUを生成
  • ミドルウェアを含むアダプティブアプリケーションからV-ECUを生成
  • Linuxアプリケーション用のV-ECUを生成

主な利用効果

  • 従来のAUTOSAR、Adaptive AUTOSAR、および非AUTOSARベースのアプローチのサポート
  • 操作ガイドに従ってV-ECUをAUTOSARソフトウェアアーキテクチャベースで容易に作成可能
  • アプリケーションレベルで迅速かつ簡単にV-ECUを準備するため、dSPACEベーシックソフトウェアを自動設定
  • サードパーティ製BSW生成ツールで生成可能であり、V-ECUの生成に使用できる量産BSWの自動設定(一部のモジュールで利用可能)
  • マイクロコントローラアブストラクション層(MCAL)の上に量産BSWを統合
  • 完全な自動化APIにより、V-ECUの生成のための自動プロセスが可能
  • 問題発生時の直接的なフィードバックのためのソフトウェアアーキテクチャモデルの包括的な妥当性確認

SystemDeskの使用

SystemDeskは、直感的な作業が可能な多数の機能により、開発プロセスをサポートします。

  • AUTOSAR準拠のモデリング
    SystemDeskのオーサリング機能により、AUTOSAR規格に準拠したソフトウェアアーキテクチャやシステムデスクリプションの作成や編集が可能です。
  • シミュレーション用のバーチャルECUの生成
    SystemDeskでは、実際のECUと同じように動作するdSPACEまたはユーザ固有のベーシックソフトウェアモジュールを含むバーチャルECU(V-ECU)を生成します。V-ECUはAUTOSAR準拠または非AUTOSAR準拠コードに基づいています。VEOSでV-ECUをシミュレートすることにより、ご使用のソフトウェアの妥当性確認をPCベースのシミュレーションで行えます。
  • ダイアログとダイアグラム
    SystemDeskでは、一般的なAUTOSARデータの効率的な取得と設定を容易に行えるために、便利な事前設定済みのダイアログを提供しています。また、ソフトウェアアーキテクチャやシステムエレメントの特殊なダイアグラムを表示することで、使用しているモデルの概要を把握するのに役立ちます。
  • TargetLinkとのデータ交換
    SystemDeskとdSPACEの量産コード生成ツールであるTargetLink間でのシームレスなデータ交換が可能です。これにより、モデルベース開発環境のソフトウェアアーキテクチャに実際の機能を含めるための安全なプロセスが得られます。
  • プロジェクトの妥当性確認
    SystemDeskの妥当性確認機能を利用すると、AUTOSARアーキテクチャをベーシックソフトウェア(BSW)の設定用としてプロジェクトパートナーに引き渡す前や、V-ECUを生成する前にAUTOSARアーキテクチャの完全性と一貫性を確保できるため、可能なかぎり早期の段階で問題を発見することができます。これにより、時間を節約できます。企業固有のプロジェクト要件への準拠も確認するために、独自の妥当性確認ルールを指定することができます。
  • 完全にドキュメント化されたツールAPI
    オープンなツールAPIを使用すると、プロジェクト固有の要件に従って設計の反復作業を自動化したり、SystemDeskの機能を拡張したりできます。V-ECUを生成するための完全に自動化されたツールチェーンを作成することもできます。
  • アプリケーションソフトウェアとBSWの統合
    ECUソフトウェアをテストする場合、アプリケーションソフトウェアとdSPACEベーシックソフトウェア(BSW)を組み合わせたり、ユーザ固有のBSWをインポートしたりすることができます。ユーザ固有の量産BSWをインポートすると、ベーシックソフトウェア、または診断機能などの実際のBSW入力を必要とする機能をテストすることができます。dSPACE BSWを使用すると、システム要件に従って自動的にdSPACE BSWの生成と設定を行うことができるため、アプリケーションソフトウェアに重点を置いてテストを行う場合に便利です。

  • SystemDesk 製品情報, PDF, 日本語, 2012 KB
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