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VEOS

モデルおよびECUネットワーク通信のPCベースのシミュレーション向けプラットフォーム

VEOSは、開発プロセスの早期の段階で電子制御ユニット(ECU)のソフトウェアを検証するためのPCベースのシミュレーションプラットフォームです。VEOSを使用すると、特定のシミュレーションハードウェアに依存することなく、制御モデル、バーチャルECU、バスシステム、プラントモデルなどのさまざまなモデルをシミュレートすることができます

  • VEOS 4.5

    PCベースのシミュレーションソフトウェアであるVEOSの最新バージョンでは、対応するMCALモジュールでV-ECUのスリープ/ウェイクアップメカニズムのシミュレーションを行えるようになりました。

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  • クラスタシミュレーションによる高度に自動化されたテストドライブ

    PC上で数百万キロメートルのテスト走行を行う場合、必要に応じて多くのVEOSインスタンスを1つのクラスタにセットアップすることにより、仮想テストドライブを並列実行することができます。

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  • 仮想検証に対応したバスサポート

    dSPACE Bus Managerは、VEOSを使用したPCベースのシミュレーション向けのレストバスシミュレーションを設定できるスタンドアロンバージョンとして利用できるようになりました。

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  • オンラインセミナーの動画:Functional Mock-up Interfaceのサポート

    このdSPACEオンラインセミナーでは、dSPACEツールチェーンにおけるFunctional Mock-up Interface(FMI)の利点について紹介します。

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  • BMW社のF-SILステーション

    多くの部門が関係するECUソフトウェアの開発では、個々のコンポーネントのテストを早期の段階で現実に即して行うことがますます重要になっています。BMW社では、同社におけるPCベースのシミュレーションプラットフォームの中心としてdSPACE VEOSを活用しています。

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  • VEOSを使用したAUTOSARシミュレーション

    Ford社は、一方では顧客の期待に応えるために開発プロセスを加速し、他方では初めての利用者でもその方法を短期間で容易に習熟できるツールチェーンを必要としていました。dSPACE仮想検証ツールチェーンを使用することで、これらは両方とも実現されました。

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  • 仮想テストドライブによるEuro NCAPテスト

    顧客の期待の高まりとともに、Euro NCAP要件がさらに厳格になり、先進運転支援システムの開発コストの増加が大きな課題となっています。dSPACEはこれに対するソリューションとして、機能開発、仮想検証およびHIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレーション用の連携されたツールチェーンを提供します。

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適用分野

dSPACE VEOSは、電子制御ユニット(ECU)の開発における仮想検証を促進するための、PCベースのシミュレーションプラットフォームです。VEOSを使用すると、特定のシミュレーションハードウェアに依存することなく、開発の早い段階で、制御モデル、Functional Mock-up Units(FMU)、バーチャルECU(V-ECU)、車両モデルなどのさまざまなモデルをシミュレートすることができます。
マルチモデルシナリオでは、多数のSimulinkやFMIベースの制御モデルまたはプラントモデルをVEOSにインポート、接続、および実行することにより、ご使用のアプリケーションの利用範囲を拡大することができます。

主な利用効果

VEOSは標準的なPC上で動作するため、機能開発者、ソフトウェア設計者、およびECUテスト担当者はプロジェクトの初期段階でさまざまなオプションを利用して仮想検証を行うことができます。

  • ソフトウェア間の統合の度合いをコンポーネントレベルからシステムレベルに至るまでテストすることができます。
  • 洗練された環境モデルをバーチャルECUと統合すると、複雑なコントローラストラテジの妥当性を確認したり、バーチャルビークル全体のシミュレーションやテストを行ったりすることができます。
  • „HIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレーションに備えて、HILシステムから独立した形でモデルとテストをPC上で作成、セットアップおよび実行することができます。

dSPACEツールチェーンへの体系的拡張

VEOSは他のdSPACE製品と連動し、開発およびテストプロセス全体に対応した総合的なツールチェーンを提供します。つまり、ラピッドコントロールプロトタイピングやHILシミュレーションで一般的に使用されているツールやモデルを、仮想環境でも使用することができます。同様に、VEOSを使用するPCベースのシミュレーションでHILシミュレーションのレイアウトを再利用することや、逆にHILシミュレーションでPCベースのシミュレーションのレイアウトを再利用することもできます。また、VEOSのオープンインターフェースを利用して、既存のツールに接続して利用することもできます。

機能 説明
PCベースのシミュレーション
  • 制御モデル、バーチャルECU(V-ECU)、バスシステム、車両モデルなどの異種モデルのシミュレーション
  • シミュレーション用の追加ハードウェアが不要
Simulinkのサポート
  • さまざまなプロジェクトで生成されたSimulinkインプリメンテーションコンテナ(SIC)のシミュレーション
FMIのサポート
  • FMI for Co-SimulationベースのFunctional Mock-up Unit(FMU)のシミュレーション
  • FMI 2.0機能のサポートおよびFMUで定義されたすべての変数およびパラメータのアクセス/モニタリングサポート
TargetLinkのサポート
  • V-ECU、SIC、またはFMUとしてのTargetLink生成コードのシミュレーション
  • AUTOSARおよび非AUTOSAR TargetLinkコードのサポート
AUTOSARサポート
  • SystemDeskで生成されるバーチャルECUのシミュレーション
  • AUTOSAR準拠のオペレーティングシステム
  • AUTOSARベーシックソフトウェアモジュールのサポート
  • AUTOSAR Adaptive Platformに基づいたバーチャルECUのサポート
バスシミュレーション
  • 車載Ethernet、CAN、CAN FD、およびLINバス上でのECUネットワーク通信のシミュレーション(メッセージ、スケジューリング、調停など)
  • FlexRayの最適なバスシミュレーション
XIL APIのサポート
  • XIL APIモデルアクセスポートのサポート
XCPのサポート
  • XCP on Ethernetを介したSimulink/TargetLinkモデルおよびV-ECUへのアクセス
デバッグ
  • シミュレーションの実行中におけるCコードのデバッグ
コードカバレッジ
  • Testwell社のCTC++を使用したコードのテスト範囲の分析
ツールチェーンの統合
  • dSPACEのRCP(ラピッドコントロールプロトタイピング)およびHIL(Hardware-in-the-Loop)ツールチェーンとの容易な統合

dSPACEでは、シミュレーションモデルの交換を容易にするため、Simulinkインプリメンテーションコンテナ(SIC)ファイルを生成するModel Interface Package for Simulink®(MIPS)を提供しています。

無償提供のMIPSを使用すると、モデリング担当者はVEOSやConfigurationDeskのライセンスを使用することなく、Simulink CoderでSICファイルを生成することができます。Simulinkモデルの他、dSPACE Run-Time Targetを使用してコードを生成することにより、VEOSやSCALEXIOなどのさまざまなシミュレーションプラットフォーム上でモデルを実行するために必要なすべてのコードおよび成果物を含むZIPファイルを作成することができます。

SICファイルを使用するモデル統合担当者は、シミュレーションのビルド用に再度コードを生成する必要がないため、他のプロジェクトで利用する際にかかる手間を大幅に削減することができます。

VEOSは、関連する次の自動車規格をサポートしているため、既存のツールチェーンに容易に統合できます。

  • ASAM
  • AUTOSAR
  • FMI

VEOSをラピッドコントロールプロトタイピングまたはHILツールチェーンに追加してPCベースのシミュレーションを実行する場合は、既存のツールを使い続けることができます。VEOSを使用することで、柔軟性の向上と投資の保護を図りながら、新規のプロジェクトや新たな課題に取り組むことができます。

The MathWorks社と提携

VEOSは、MathWorks Connections Programの一部です。dSPACEでは、MathWorks社と連携することにより、Simulink® Coder™で生成したCコードをVEOSに統合し、シミュレートできるようにしています。

詳細については、MathWorks Connections Programのウェブサイトを参照 してください

異種混在モデルのPCベースのシミュレーション

VEOSを使用すると、ご使用のPCの単一の環境内で直接、SimulinkモデルとTargetLinkモデル、FMU、AUTOSARソフトウェアコンポーネント、バーチャルECU、およびECUネットワークをシミュレートすることができます。このため、開発の初期段階で、ECUソフトウェアを迅速に統合して妥当性確認を行うことができます。最初のハードウェアプロトタイプを入手する時点よりかなり前にエラーを検出することができます。PCベースのシミュレーションプラットフォームには、開発プロセスを通じてパラメータ、モデル、結果を異なるユーザグループ間で容易にやり取りできるという利点もあります。ソフトウェアアーキテクト、インテグレータ、またはテスト担当者がエラーを発見した場合でも、同じシミュレーション環境やテスト環境が利用できれば、機能開発者はエラーを容易に把握して修正することができます。

包括的なバスシミュレーション

VEOSを使用すると、AUTOSARのバーチャルECU(V-ECU)のネットワークをシミュレートすることもできます。これらは実際のオペレーティングシステムを含んでおり、シミュレーションシナリオの要件に応じて、NVRAMやECUステートマネージャなどのベーシックソフトウェアを使用して拡張することができます。VEOSを使用すると、ハードウェアを一切追加することなく、PC上で車載Ethernet、CANおよびLINバスとバス固有の影響をシミュレートできます。これにより、開発プロセスの初期段階で、ECUネットワーク通信を含む分散された機能の正確なシミュレーションを行うことができます。

さまざまなモデリング手法を効率的に統合可能

FMIに準拠することにより、さまざまなモデリングツールで作成されたモデルは、FMU(functional mock-up unit)としてエクスポートすることが可能です。FMUはVEOSベースの仮想検証プロジェクトに容易に統合できます。このようなプロジェクトでは、FMUを他のFMU、V-ECU、Simulink®モデルとともに統合することができます。FMUをインポートし、その他のモデルインターフェースに接続する際のユーザワークフローは、サポートされているすべてのモデルタイプと同じです。シミュレーションで使用する変数やパラメータには、ControlDesk、AutomationDesk、およびXIL APIでアクセスすることができます。

Functional Mock-up Interface(ファンクショナルモックアップインターフェース)

dSPACEは異なるソースからのシミュレーションモデルの統合を容易にするオープン規格のFMIをサポート

マルチセンサアプリケーションのサポート

VEOSは、Intempora社が開発したコンポーネントベースのソフトウェア開発/実行環境であるRTMapsとの低レイテンシの双方向通信を行うことができます。

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