For a better experience on dSPACE.com, enable JavaScript in your browser. Thank you!

RTI CAN MultiMessage Blockset

dSPACEシステムとCAN通信ネットワークとの統合に使用

RTI CAN MultiMessage Blocksetは、Real-Time Interfaceの拡張で、dSPACEシステムをCAN通信ネットワークと組み合わせたり、CANネットワークを設定したりするために使用できます。

適用分野

RTI CAN MultiMessage Blocksetは、Real-Time Interfaceの拡張で、dSPACEシステムをCAN通信ネットワークと組み合わせたり、CANネットワークを設定したりするために使用できます。

CANインターフェースの設定

大規模なHIL(Hardware-in-the-Loop)システムでの作業では、大量のCANメッセージを取り扱います。さらに、テスト環境とデータベースコンテナ(DBC、FIBEX、AUTOSAR)ファイルは、開発プロセス中に頻繁に変化します。CANの設定では、大きなモデルやパラメータ変更での更新が、わずか数クリックで完了します。

パラメータとメッセージ

ControlDesk®およびAutomationDesk®内におけるパラメータは、ユーザーのトレースファイルを経由して直接アクセスできます。CANの設定(ControlDeskでのメッセージや信号の操作を含む)を容易に行うことができるように、Bus Navigatorもサポートされます。メッセージおよび信号のレベルで操作を柔軟に行なえるので膨大なテストケースを作成することが可能です。メッセージ内のシグナルの現在の値も定義できます。メッセージの強制送信(キックアウト)、またメッセージの有効化も可能です。また、Gatewayブロックを経由して、メッセージまたは信号を操作することなく、2つのCANバス間で一方向または双方向に転送することもできます。メッセージの送受信およびメッセージ操作のオプションは、実行中に変更できます。

利用効果

RTI CAN MultiMessage Blocksetの利点は、複雑なCANネットワークを設定、操作できることです。特にHIL(Hardware-in-the-Loop)アプリケーションにおいて利点があります。1つのSimulink®ブロックから多数のCANメッセージを制御、設定、操作できるようになります。取り扱いが簡単になるだけでなく、モデルファイルのサイズも小さくなります。これにより、コードの生成、ビルド時間が削減されます。CAN記述はデータベースコンテナファイル(DBC)、ASAM-MCD2D(FIBEX)、AUTOSAR System Templateファイル、またはARXMLファイルなどの通信マトリクス記述ファイルから読み込むことができます。CANやJ1939フォーマットだけではなく、はるかに高速のデータレートと拡張ペイロードデータ長を持つCAN FD(Flexible Data Rate)プロトコルもサポートしています。これらの機能により、RTI CAN MultiMessage Blocksetは、複雑なCANセットアップを管理するための、時間およびコスト効率の高いソリューションになっています。

機能 説明
全般
  • dSPACEシステムとCAN通信ネットワークを組み合わせてそのCANネットワークを設定するための、データベースファイルに対応したSimulinkブロックセット
  • 1つのSimulinkブロックから多数のメッセージを管理可能
  • ControlDesk Bus Navigatorのサポート
  • CAN FD(ISOおよび非ISO)のサポート
  • パーシャルネットワーキングのサポート
  • 信号操作や、エラーシミュレーション/検出など、通信動作の動的な変更をサポート
初期化および設定
  • データベースファイルのインポート(下記参照)
  • ボーレート、サンプリングモード、ビットタイミングパラメータ、終端抵抗などの設定
  • DBC、MAT、FIBEXおよびAUTOSAR ファイルをサポート
  • カスタムパーサ経由でのユーザ定義データベースのサポート
  • 1つのモデルで複数のデータベースファイルを同時に使用可能(複数データベースファイルのサポート)
  • 実行時に切り替え可能な複数のデータベースファイルバリアントのサポート
信号およびメッセージの処理
  • 複数、高速、ECU依存の送受信メッセージの選択
  • 受信メッセージの結果イベントとしてメッセージを送信するためのトリガ反応
  • データベースファイルによって与えられた読み取り専用データを使用してメッセージを構成
  • すべての送信(TX)メッセージは、送信確認のために自動的に受信される(ループバック)
  • メッセージ操作または信号操作なしで一方向または双方向に2つのCANバス間でメッセージを転送するためのGatewayブロック
  • 実行時に設定可能な2本のCANバス間のメッセージ転送(ゲートウェイ)
  • ゲートウェイ信号からカウンタなどのその他のソースへの直接切り替え
  • 信号とメッセージを操作するための各種オプション
割込み
  • 割込みのサポートなし
  • トリガのサポート
J1939のサポート
  • RTI CAN MultiMessage BlocksetのJ1939サポート
  • J1939 DBCフォーマットのサポート
  • J1939ネットワークマネージメント(Address Claim)のサポート
  • J1939 Broadcast Announce Messages(BAM)のサポート

その他の情報 関連項目