HILとRCPをワンステップで実行:ConfigurationDeskを使用すると、HIL(Hardware-in-the-Loop)およびラピッドプロトタイピングシナリオの正確な結果をすばやく入手できます。
ConfigurationDeskとは
ConfigurationDeskを使用すると、SimulinkモデルやFunctional Mock-up Unit(FMU)をdSPACEリアルタイムシミュレーションシステムの入出力チャンネルにグラフィカルに接続することができます。
サポートされているSCALEXIO、MicroAutoBox III、およびMicroLabBox IIシステムの汎用的な機能やConfigurationDeskの柔軟な設定により、任意の電気装置またはバス通信(Ethernet、CAN、LIN、FlexRay)にモデルを接続できます。
モデルが複数の場合は、リアルタイムシステムのコアやプロセッサユニットに柔軟に分散し、強力なシミュレーションに統合することができます。必要に応じて、シミュレーションのタイミングプロパティを正確に設定できます。
信号のプロパティを含む、ECUや電気装置、負荷などの外部デバイスを定義してドキュメント化することも可能です。
業務分野
- HIL(Hardware-in-the-Loop)テスト
- ラピッドコントロールプロトタイピング(RCP)
- バスとネットワーク通信
- シミュレーションモデリング
業界および適用事例
- 自動車業界(ソフトウェアデファインドビークル、自動運転、電動化モビリティおよびその他)
- 航空宇宙産業
- 電力業界
- 鉄道産業
- その他多数
使いやすく時間を節約可能
ConfigurationDeskは、HILとRCPの両方のワークフローに合わせて設計された、ガイド付きの対話形式によるグラフィカルな設定が可能であり、あらゆるものを確認、最適化、および実装します。さらに、リアルタイムアプリケーションの構成全体をわかりやすく、容易に文書化してまとめます。
Simulinkワークフローとの連携
ConfigurationDeskをそのパートナー製品であるModel Interface Package for Simulink(MIPS)と組み合わせると、Simulinkとのスムーズな連携がさらに強化され、一方のツールから別のツールへと簡単に移動できるようになります。ワークフローでは、モデル内へのデータインターフェースの挿入や同期化がサポートされており、ConfigurationDeskでハードウェアチャンネルをワンクリックで照合することができます。
そのため、MIPSではハードウェアチャンネルの接続や他のモデルとの通信用にモデルポートブロックを提供しています。ConfigurationDeskでは、Simulinkモデルの構造が変化した場合でも、これらの接続が引き続き堅牢な状態で維持されます。
MIPSは、SimulinkとSimulink Coderのモデリングおよびコード生成機能の広範なサポートを実現します。さらに、MIPSはControlDeskなどのdSPACE試験ツール向けに情報を生成して、それらのツールがリアルタイムシミュレーション中にSimulinkモデルのパラメータや信号へ総合的にアクセスできるようにします。
FMI/FMU規格をサポート
ConfigurationDeskは、FMI 2.0.xおよびFMI 3.0規格に基づく協調シミュレーションインターフェースを使用したFunctional Mock-up Unit(FMU)をサポートしています。ソースコードとLinux互換のバイナリ形式の両方でFMUをサポートすることにより、FMUをエクスポートするモデリングツールの幅広い世界を開いています。
詳細
シンプルな統合
SimulinkモデルやFunctional Mock-up Unit(FMU)などのモデルをインポートしたら、モデルを接続してリアルタイム実行を設定する場合のワークフローは完全に同じです。これにより、お客様の使用事例に沿ってさまざまなツールのモデルを任意に組み合わせて統合することが容易になります。
既に設定した接続に影響を与えることなく、コアやプロセッサユニットにデプロイしたモデルを修正することができます。
接続は、信号のデータタイプやサイズが異なる場合でも可能です。ConfigurationDeskは、接続する双方を適切に調整してコードを生成します。
アプリケーションパーツやモデルを容易に再利用可能
ConfigurationDeskは、ハードウェア構成をモデルから分離させています。そのため、モデルに変更を加えることなく、さまざまなアプリケーションや各種のハードウェアでモデルを再利用できます。また、バリアントに対するモデルのやり取りもワンクリックで行えます。
膨大なI/Oファンクションライブラリ
あらゆる電気装置に接続するため、ConfigurationDeskはさまざまなタイプのI/Oファンクションを提供しています。
- アナログおよびデジタル入出力
- パルスパターンおよび波形生成/計測
- アナログ信号およびセンサ信号の取得
- 内燃エンジンI/O
- Electric Drive I/O
- バッテリシミュレーション
- バス通信
- ECUインターフェース処理
- 機能安全
その他多数
知的財産の保護が可能
パートナー企業と協業する際には、IP保護を利用したモデルのやり取りが極めて重要なポイントです。モデルの実装をコンパイルされた(バイナリ)形式で、ソースコードなしで含めることのできるいわゆるモデルコンテナのサポートにより、ConfigurationDeskはこれらのニーズを完全にサポートします。これはSimulinkモデル、Functional Mock-up Unit、およびバスシミュレーションで利用できます。当社のIP保護ガイドラインについては こちらをご確認ください 。
必要な製品
ConfigurationDeskを生産的に使用できるようにするには、これらのいずれかのハードウェアソリューションが必要です。
このハードウェアソリューションは適用事例によって異なります。ぜひ当社にご相談ください。
オプション製品
お客様の使用事例に応じて、次の製品がConfigurationDeskベースのHILまたはRCPツールチェーンに最適な拡張オプションになります。
ConfigurationDesk 2025-B (26.1)
- New support of the SCALEXIO Processing Unit ES
- Providing a new function block type for Data Replay and Monitoring Configuration
- Enhanced SENT Out function block type
- Enhancements of the shared data interface (SDI)
- Display SDI usage of SIC files
- Improved display of shared data interface warnings in the Conflicts Viewer
- Support of identical naming for Simulink Root Port Blocks in Multimodel Applications
ConfigurationDesk 2025-A(25.3)
- SCALEXIOカスタマイズシステムのサポート
- SCALEXIO FSXラックを使用するための新たなデモプロジェクトの提供
- SCALEXIO OTS ConfiguratorおよびFSXワークフロー機能の改善
- UARTファンクションブロックタイプの機能強化
-
RTAコンテナにファイルを追加するためのコンテナAPIの拡張