Communication Matrix Manager

バス通信マトリクスを処理するためのスタンドアロンソフトウェア

Communication Matrix Managerは、モデリングしたバス通信を扱いやすくビジュアル表示することができます。

通信マトリクスのビジュアル表示

Communication Matrix Managerは、簡単にすばやく、かつ低価格で通信マトリクスを処理するためのスタンドアロンソフトウェアです。このツールは使いやすく、一般的な通信マトリクス形式でグラフィカルに表示します。このグラフィック表示は通信マトリクス形式(DBC、LDF、FIBEX、またはARXML)から独立しており、各種エレメントの階層表示、エレメントのプロパティ、フィルタ、および専用ビューを含みます。

通信マトリクスの比較

Communication Matrix Managerを使用すると、2つの通信マトリクスを容易に比較することができます。異なるペイロードの長さや、PDUのヘッダIDなど、表示されているエレメントのプロパティはすべて比較できます。結果はHTMLおよびXMLのファイルとして提供されます。HTMLファイルを適切なフォーマットに変更してブラウザに表示したり、ファイルをネットワーク部門などに転送したりすることも可能です。

また、サードパーティ製ソフトウェアを用いてXMLファイルをインポートし、自動解析を行うこともできるため、極めて利便性の高い方法で継続的インテグレーションを実現できます。

変更およびエラーをすばやく発見

複数の通信マトリクスを基に作成されたクラスタ、チャンネル、ECU、またはPDUなどの通信マトリクスエレメントのプロパティを簡単に比較できます。これにより、ログファイル上でもすばやく相違を発見できます。このソフトウェアを使用すれば、簡単かつ直感的に変更を検出し整合性チェックを実行することができます。これにより、短期間にバージョンアップデートを繰り返すアジャイル開発でも新しいバスシステムや複雑な通信構造を用いて作業を行えます。

AUTOSARのサポート

自動運転などの分野でエンドトゥエンド保護やサイバーセキュリティなどの新機能を実装するためには、AUTOSAR ARXML形式が必要です。これらの通信マトリクスは人間にとって読みやすい形式ではありません。そのため、Communication Matrix Managerが開発者やテスト担当者に必要なサポートを提供します。

機能 説明
全般
  • DBC、LDF、FIBEX、およびARXMLファイルのインポート
  • 複数ファイルのインポート
  • AUTOSARシステムテンプレートとECUエクストラクトのサポート
比較
  • コンテキストメニューから2つの通信マトリクスを比較
  • HTMLおよびXML形式のレポートの生成
表示
  • コンテンツのグラフィック表示(通信マトリックスビューワ)
  • 専用の図(スケジュール、送信側と受信側など)
  • 各種スケジューリングビュー
  • Element Propertyビュー
  • 送信側と受信側の関係ビュー
  • ARXMLビューワ
  • DBC、LDF、およびXMLビューワ
  • 計算メソッド図
操作
  • 整合性チェック
  • 検索およびフィルタ機能
  • ログファイル
  • 通信マトリクスの比較結果をHTMLまたはXMLファイルとしてエクスポート

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