Smart Charging Solution

インテリジェントな充電テクノロジの開発およびテスト

Smart Charging Solutionは、電気自動車の充電プロセスに関連する技術の開発とテストにおける鍵となるソリューションです。ハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントを組み合わせることにより、総合的なテスト機能を提供します。

適用分野

また、Smart Charging Solutionは汎用的な用途に対応する高い柔軟性を備えており、電気自動車給電機器(EVSE)のシミュレーションや車載充電器のシミュレーション、テスト、および開発などが可能です。そのため、スマート充電テクノロジの開発とテストを行う電気自動車メーカーと充電ステーションメーカーのいずれでも使用することができます。

主な利用効果

  • ISO 15118およびDIN 70121電力線通信
  • CHAdeMOおよびGB/Tのサポート
  • HILシミュレータとECU間のインターフェースの分離
  • 一般的なすべての充電プラグに対応したインターフェース(タイプ1、タイプ2、CCS1、CCS2、GB/T、CHAdeMOなど)
  • ACおよびDC充電のサポート
  • CAN FDインターフェースによる容易な統合
  • ラピッドコントロールプロトタイピング(RCP)およびHIL(hardware-in-the-loop)シミュレーション
  • ペアリングメカニズム(信号レベル減衰特性評価、SLAC)などに使用される電力線通信のモニタリングと操作
  • 通信時エラーのシミュレーション

DS5366 Smart Charging Interface

パラメータ 仕様
メモリ
  • カスタム設定用内部4 GB SDカード
ホストインターフェース
  • 1 Mbit/s CAN FD
  • 接続PCでのUSBロギング
  • Ethernetの生データ
  • カスタムPWM電圧用入力
  • カスタムPWMインピーダンス抵抗用入力
ターゲットインターフェース
  • 制御パイロット(CP)、近接パイロット(PP)、保護アース(PE)
  • リレー出力 x 2(電源切り替えとユーザアプリケーション用)
CAN FDインターフェース
  • CAN経由でのSLACおよびV2G(Vehicle-to-Grid)メッセージのモニタリング
  • DS5366 Smart Charging Interfaceの制御メッセージへの動的アクセス
サイズ(幅×高さ×奥行き)
  • 190×86×240 mm(7.5×3.4×9.4インチ)
重量
  • 2.1 kg
電源
  • 8~30 V DC入力電圧
  • ~6 W電力消費

Smart Charging Interface Software

機能 説明
Simulinkモデル
  • 充電ステーションのビヘイビアモデル
  • パワーエレクトロニクスコンポーネントの接続およびシミュレーション用ユーザインターフェース
  • すべての通信規格に対応したオープンなモデルにより、各種のリアルタイムシステムに合わせたコーディングが可能
  • ASM Electric Componentsに適したインターフェース
ControlDeskのレイアウト
  • 電気情報や通信ステータス関連情報を含む概要レイアウト
  • すべての規格でのタイミング操作を含む個別の概要および設定レイアウト
  • ステータスおよびデバイス情報
  • すべての関連データを含む充電曲線のプロット
  • リアルタイムシステムとのメッセージ交換用のCANモニタリング
  • 警告およびエラーカウンタ
自動モード
  • DS5366 Smart Charging Interface(V2Gパラメータ)の事前設定
  • DS5366 Smart Charging Interfaceによる車両のV2G要求への自動応答
  • CAN FD上のすべての要求および応答メッセージのロギング
  • パラメータ操作のオーバーライドメカニズム
  • パワーエレクトロニクスコンポーネントの接続が可能
操作モード
  • V2Gデータ操作
  • CAN FD上でのV2G応答メッセージの制限によるタイミング操作
  • パワーエレクトロニクスコンポーネントの接続が可能

ソフトウェアとハードウェア

Smart Charging Solutionはハードウェアとソフトウェアで構成されており、テストセットアップに容易に統合することができます。このソリューションは一般的な充電通信規格をすべてサポートしています。

ハードウェアコンポーネントであるDS5366 Smart Charging Interfaceは、HIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレータおよび電子制御ユニット(ECU)間の分離されたインターフェースとして提供されます。また、HILシミュレータへの接続用CAN FDインターフェースだけでなく、プロトコルトレースやデータロギング用のUSBおよびEthernetインターフェースも搭載されています。

Smart Charging Solutionのソフトウェア部分であるSmart Charging Interface Softwareには、Simulink®モデル、ControlDeskレイアウト、およびCAN FD通信を記述するためのDBCファイルが含まれています。Simulinkモデルは、ISO 15118、DIN SPEC 70121、CHAdeMO、およびGB/Tなどの一般的な充電通信規格をすべてサポートしています。また、パラメータ設定用のユーザインターフェースも含まれているため、パワーエレクトロニクスコンポーネントの接続やシミュレーションが可能です。さらに、ControlDeskレイアウトを使用すれば、関連するすべての電気情報、充電通信に必要なメッセージ、および通信ステータスの全体像を把握することもできます。パラメータ設定や電気的操作、タイミング操作など、設定用のレイアウトを活用することも可能です。

電気自動車用給電機器のシミュレーション

  • 各種の規格をサポートする充電ステーションのシミュレーション環境に実際の電気自動車と車載充電器を接続してテストを実行
  • 充電プロセスに関与するさまざまなECUとパワーエレクトロニクスコンポーネントをテスト

車載充電器1)のシミュレーションと開発

  • シミュレートされた車両を使用して充電ステーションをテスト
  • 車両ECUまたは通信コントローラの代替として使用し、車両プロトタイプをテスト

1) CHAdeMOおよびGB/T通信で使用可能。ISO 15118およびDIN SPEC 70121通信は、今後のリリースで使用可能になります。

  • Smart Charging Solution 製品情報, PDF, 日本語, 718 KB
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