発表日: 2018年12月07日 |
2018年12月3日、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地を出発したSpaceX社製のFalcon 9打ち上げ用車両により、Eu:CROPIS(Euglena Combined Regenerative Organic-food Production In Space/宇宙におけるユーグレナと再生有機食品の組み合わせ)人工衛星が軌道上に打ち上げられました。ドイツ航空宇宙センター(DLR:Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V.)のミッションは、回転により月および火星の重力条件をシミュレートすることです。研究者達は、トマト栽培用プラントを使用して、これらの条件での植物の育成状況を調査したいと考えています。最終的な目標は、月や火星の探査を行う宇宙飛行士のための新鮮な食物を提供できる温室を開発することです。
DLRでは、dSPACEシミュレータを使用して、人工衛星の姿勢や軌道制御システムのテストを行っています。
最新の技術開発動向をつかんで、イノベーションを加速。
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