発表日: 2020年05月25日 |
dSPACEリアルタイムハードウェア向けの設定および実装ソフトウェアの最新バージョンであるConfigurationDesk 6.5では、MicroAutoBox IIIのサポートが強化されました。また、さまざまなI/Oファンクションが搭載されたため、クランクシャフトやカムシャフトなどに対して機能安全のテストやエンジンシミュレーションを実行し、さらにそれらを使用してエンジン制御のプロトタイピングを行えるようになりました。新しいバージョンのMicroAutoBox IIIでは、DS1521 Bus & Network Boardを使用してバス通信を設定することができます。V-ECUもサポートされているため、MicroAutoBox III上でAUTOSARコードを実行することも可能です。
さらに、ConfigurationDesk 6.5ではタイムスタンプによるアプリケーションの同期化をEthernet経由、またはAUTERAやその他のリアルタイムプラットフォームなどのシステム経由で行うことができます。
ConfigurationDesk 6.5では、Simulink®の可変長シグナル、バスシミュレーションコンテナ(BSCs)のプリコンパイル、Functional Mock-up Units(FMUs)での文字列変数、およびSCALEXIO NVRAMもサポートしています。
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