
ISO 26262認証を取得
SIMPHERAが、自動車の電気/電子システムに関する機能安全の規格ISO 26262の認証をTÜV SÜDから取得しました。 これにより、自動車メーカーやサプライヤは今後、自社の全プロセスにISO 26262を適合する際にSIMPHERAについて考慮する必要がなくなり、自社のプロセスチェーンの機能安全だけに注力することができます。
動画:SIMPHERA – Enter simpliCity
SIMPHERAの利用効果については、この動画をご覧ください。
詳細情報:
スケーラブルなクラウドベースのシミュレーションおよび妥当性確認ソリューションの詳細については、dSPACE Magazine、ブログ、動画をご覧ください。

自動運転車両のシミュレーション
SIMPHERAは、自動運転用アプリケーションのシミュレーションや妥当性確認を実行するためのソフトウェアソリューションです。このソフトウェアを使用すると、開発の早期の段階でそれらのアプリケーションをシミュレートして分析することで、複雑さに対処することができます。そのため、SIMPHERAではビークルダイナミクスやトラフィックなどをシミュレートするための強力な機能への容易なアクセスを確立しています。これにより、simpliCityと呼ばれる仮想世界で車両制御などの新しいアルゴリズムをテストすることができます。

SIMPHERAの利点
SIMPHERAでは、極めて現実的なシミュレーションを作成し、実行および分析することが可能です。SIMPHERAのユーザインターフェースでは、体系化されたロールベースのアクセスによってこのプロセスを実現しています。
- Prepare:車両の定義、シナリオの作成、およびテスト対象機能の管理を行います。
- Simulate:選択したシナリオとテスト対象機能に基づいて、車両を対話形式でシミュレートします。
- Validate:テストスイートを作成し、パラメータ変動を用いて具体的なテストケースを多数実行し、結果を分析します。

世界規模での連携
SIMPHERAは、クラウド上や企業のサーバクラスタ上のウェブベースソリューションとして機能し、いつでも直接アクセス可能であるため、ユーザやITインフラストラクチャの場所を問わず柔軟な対応が可能です。つまり、世界規模での連携に最適であり、あらゆるユーザのニーズを満たすことができます。

スケーラブルなテストをクラウド上で実行
自動運転車両の妥当性確認には、多数のテストが必要です。SIMPHERAは、クラウド上でシミュレーションシナリオを並行して実行するため、テストに必要な時間を削減できます。また、テストカバレッジやテスト深度を向上させた場合でも、プロジェクトを予定通りに進行することができます。

SILおよびHILプラットフォームでのシームレスなテスト
ECUソフトウェアの妥当性確認は、早期の段階でのSIL(Software-in-the-Loop)テストから始まり、ECUや車両の動作をリアルタイム条件下で確認し検証するHIL(Hardware-in-the-Loop)テストへと続きます。SIMPHERAは、いずれのテスト手法にも対応しているため、SILおよびHIL間でテストの成果物を再利用できるだけでなく、異なるプラットフォーム間での変換も不要です。そのため、エラーを削減し、時間とコストの両方を削減できます。

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