Linux上で完全にVEOSオフラインシミュレーションアプリケーションを構築できるようになりました。Linux上でVEOS Build Consoleを使用すると、任意のモデルコンテナタイプをビルドできます。
dSPACEは、VEOSのISO 26262認証を取得しました。認証機関であるTÜV SÜDは、VEOSがすべての自動車安全度水準(ASIL)に対応したISO 26262:2018規格に準拠しており、安全関連の開発プロジェクトに使用可能であることを認定しています。この認定により、お客様はプロセス全体へのISO 26262認定を取得する際にVEOSを除外できるだけでなく、安全性が不可欠なプロジェクトで容易にVEOSを使用することができます。
VEOSは仮想ECU(V‑ECU)のSOME/IP(scalable service-oriented middleware over IP)ネットワークにおけるサービス指向通信をサポートしました。SOME/IPとサービス指向通信は、アダプティブV-ECUの領域である先進運転支援システムと自動運転において重要な役割を果たしています。そのため、この種のV‑ECUのテストにはEthernetバスシミュレーションが特に有用です。dSPACE Ethernet Configuration Packageを使用してEthernetバスシミュレーションを実行するのに必要なバスシミュレーションコンテナ(BSC)ファイルを作成できます。
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