ControlDesk 2023-A
ASAM XIL準拠の変数マッピングのサポート、Bus Navigatorの機能拡張
ControlDesk 2023‑Aでは、ASAM XIL Frameworkマッピングコンセプトに対応している識別子マッピングに準拠した形式の変数マッピングをサポートしています。変数マッピングを使用すると、エクスペリメントレベルの変数名（ASAM XILのフレームワークラベル）をモデリングレベルの変数名（ASAM XILのテストベンチラベル）から分離することができます。マッピングは、変数の記述からモデル変数を直接使用するのではなく、別の抽象化レイヤーを実装することで実現されます。ControlDeskの使用事例では、必要となるのが抽象的なフレームワークラベルのみであるため、レイアウトと計器の作成を前もって早期に実施することができます。また、モデル変数に必要な変数の記述と、後でフレームワークラベルをテストベンチラベルにマッピングするための情報を提供することも可能です。
さらに、Bus Managerアプリケーションのバス計器が階層配列に基づいて作成されるようになったため、計器の作成が大幅に高速化されました。Bus ManagerアプリケーションでCAN J1939メッセージ用のバス計器を生成することも可能です。これには、J1939-21およびJ1939‑22プロトコルのサポートが含まれます。
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