発表日: 2016年07月14日 |
さまざまな信号およびパラメータ管理プロジェクトでのデータの並行処理
dSPACEのデータ管理ソフトウェアの最新バージョンであるSYNECT 2.1では、複数のプロジェクトの同時処理がさらに容易になっています。たとえば、機能開発者やソフトウェア開発者は、さまざまなTargetLinkモデルやそのインターフェース、信号、およびパラメータを一元的に管理し、SYNECTのプロジェクトに記録されたデータを効率的に取り出して他のプロジェクトで再利用することができます。また、複数のプロジェクトのデータを隣接するレイヤで処理または比較することも可能です。これにより、プロジェクトのタスクを短時間で実行できるため、貴重な時間の節約になります。
SYNECT 2.1のもう1つの新たな特長は、さまざまなツールからデータをリンク、閲覧、および処理できるようにするオープン規格、Open Services for Lifecycle Collaboration(OSLC)をサポートしていることです。OSLCが実装されたSYNECTでは、この規格を同様にサポートする他の開発ツールと直接通信および連携することが可能です。これにより、HILテスト担当者は、OSLCでリンクされたIBM® Rational® Team ConcertなどのALM/PLMシステムにおいて、自身のSYNECT Test Managementプロジェクトを使用して失敗したテストケースの欠陥(問題レポート)を迅速かつ容易に設定することができます。
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