ConfigurationDesk 2023-Aでは、FMI 3.0規格に準拠したFunctional Mock-up Units(FMU)を使用できます。これには、FMI 2.0規格に準拠したFMUでサポート済みのすべての機能が含まれています。さらに、FMUに配列変数とビルドの記述を含めることが可能です。多数のスカラー変数ではなく配列変数を使用することで、アプリケーションのリアルタイム性能が向上し、ControlDeskでの計器のレイアウトを簡素化できます。ビルド記述ファイルは、ソースコードFMUのソースファイルとライブラリをコンパイルしてリンクするための情報を提供します。ソースコードFMUには複数の異なるターゲットのビルド記述を含めることができるため、それらをさまざまなシミュレータプラットフォームで使用できます。ConfigurationDesk 2023-Aは、FMI 2.0.4規格ベースのFMUのビルド記述もサポートしています。
UARTファンクションブロックを使用すると、UARTトランシーバを容易に構成し、RS232、RS422、またはRS485を介してUART通信を実装することができます。送信側と受信側に異なるモデルタスクの関数を使用することができるようになります。
たとえば、より長いタスク周期でデータを受信するために異なるモデルタスクを使用するといったことが可能になります。
DS6330M4 Automotive Ethernet ModuleのMACsec機能(IEEE802.1AE)を実装すれば、データリンク層でEthernetフレームを認証し、任意で暗号化することができます。セキュアな接続を識別し、リプレイ攻撃から接続を保護するためのMACsec機能もオプションでサポートされています。
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