高性能ステアリングテストベンチ

例示されている構成は、極めて高いダイナミクスおよび精度が要求される用途に適したEPSテストベンチです。リニアモーターは、タイヤと路面間の力をより一層正確に高い周波で挿入することができます。開発者は、車両モデルで計測データを再生、合成テストベクトルを使用、および閉ループシミュレーションを実施することにより、乗用車や商用車用のステアリングシステムを徹底的に評価および分析することができます。これらのステアリングテストベンチは極めて高い要件を満足し、転送動作の判断も可能になるため、ステアリングECUの開発プロセスを最適な形でサポートします。


特徴:


  • 電気機械式パワーステアリング向けのステアリングテストベンチ
    • サーボモーターをステアリングコラム上に配置(C-EPS)
    • サーボモーターをステアリングボックス上に配置(R-EPS)
  • ツーリングプレート上でコンポーネントを自由にセットアップすることが可能
  • 同期モーターにより、ドライバーによるトルクとステアリングホイールの位置をシミュレート可能
  • 2つの同期リニアモーターにより、両側のタイロッドに作用する路面からの力をシミュレート可能
  • ステアリングロッドに作用する横力の注入に対応
  • ASM Vehicle Dynamics Modelへのシームレスな統合により、仮想テストドライブに対応
  • MATLAB/Simulinkに組み込まれたスティミュラス生成ツールにより、スティミュラス信号の合成を実現
  • ステアリングの感覚および感触のテストに対応
  • サイズ:5 m x 3 m x 2.5 m(約16.4 x 9.8 x 8.2フィート)
  • 重量:15,000 kg(約3,307 lb)
  • 接続負荷:45 kW

参照:


  • 欧州のOEMおよびサプライヤ向けターンキープロジェクトが多数存在

モーターの特性
モーター トランスミッション非搭載の同期モーター
モーターエンコーダ HIPERFACE®モーターフィードバックシステム
サーボアンプ LTI Servo One
トルク制御ストラテジ フォワード制御(モーター電流)
位置制御ストラテジ 速度およびトルクを補助的に制御するカスケード制御
最大連続トルク[Nm] 50
最大変位[deg] 制限なし
最大回転速度[rpm] 500

 

定常状態の制御精度
トルク[Nm] ±0.5(テスト対象デバイスおよびトルクトランスデューサによる)
位置[deg] ±0.01

 

トルクセンサの特性
計測範囲[Nm] ±50
精度[Nm] ±0.25

モーターの特性
モーター 同期リニアモーター
モーターエンコーダ HIPERFACE®モーターフィードバックシステム
サーボアンプ LTI Servo One
力制御ストラテジ オーバーレイフィードバック制御(フォーストランスデューサおよび外乱補償)
位置制御ストラテジ 速度および力を補助的に制御するカスケード制御
最大連続力[N] 15000
最大変位[m] ±200e-3
最高速度[m/s] ±900e-3

 

定常状態の制御精度
力[N] ±50(テスト対象デバイスおよびフォーストランスデューサによる)
位置[m] ±0.1e-3

 

フォースセンサの特性
計測範囲[N] ±20000
精度[N] 20

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