ミシシッピ州立大学(MSU)EcoCAR 2チームでは、MicroAutoBox IIおよびRapidProによるコントローラ開発に、dSPACE ASMエンジンおよびビークルダイナミクスモデルを使用しています。
MSUチームは、さまざまな車両コンポーネントの接続にMicroAutoBox IIおよびRapidProコントローラを使用しています。MSUチームがEcoCAR 2コンテストで採用した車両アーキテクチャは、プリトランスミッション永久磁石DCモーターと1.3 Lターボチャージャー付きエンジンを利用した、シリーズ/パラレル切り替え方式のPHEVです。
「dSPACE ASMエンジンおよびビークルダイナミクスモデルは、高度なモデリング精度をもつ業界レベルのモデルを提供することにより、私たちチームの開発プロジェクトを大きく後押ししています。またModelDeskを使用することにより、MSU HILシステムで利用されているASMモデルをパラメータ化するプロセスが大幅に簡素化されました」 とJonathan Moore(電気制御グループリーダー)は述べています。
MSUチームは、 2012年5月に開催されたEcoCAR 2 Year One Competition Finalsで最優秀賞を受賞しました。