ASM.eduプログラムは、業界向けシミュレーションソリューションを大学での教育目的で提供します。ASMツールスイートは、理想的なリソースとして工学系のゼミ等でご活用いただけます。学生は、さまざまな車両構成の影響をシミュレーションで直接確認することができます。
ASM.eduプログラムでは、次の2つの教育パッケージが用意されています。
内燃エンジンの特性は、平均有効圧モデルを使って表現されます。このモデルは、クランク角に基づくトルク生成、ルックアップテーブルに基づくターボチャージャ、動的なマニホールド圧力と温度計算、ポート噴射または直噴の各機能を備え、ガソリンエンジンおよびディーゼルエンジンをシミュレーションするためのモデルがあります。エンジンモデルは、ASM Turbocharger(物理ターボチャージャモデル)によって拡張できます。本パッケージには、グラフィカルなパラメータ設定ソフトウェアであるModelDeskも付属しています。
ASM Vehicle Dynamicsは、幾何学的またはテーブルベースのサスペンション運動学および弾性コンプライアンスを備えた非線形マルチボディ車両システムとして設計されています。ASM Trafficによってモデルを拡張し、周辺の交通をシミュレートすることができます。センサシミュレーションを使用して、アダプティブクルーズコントロール(ACC)やCar2Car(車両間)通信などの運転支援システムを開発することができます。ASM Brake Hydraulicsを使った拡張により、Bosch、Continental、ZF TRWなどの標準的なESPブレーキシステムのシミュレーションも可能となります。このパッケージでは、ModelDeskを使用してグラフィカルにパラメータを設定し、3DアニメーションソフトウェアMotionDeskを使用してシミュレーションをリアルタイムにビジュアル表示することができます。
ASM.eduパッケージは、以下の使用条件で教育機関向けに特別価格で提供しております。
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