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パワーレベルでの
電動パワーステアリングシステムのシミュレーション

タスク

電動パワーステアリング(EPS)システムは、操舵時にドライバーのステアリング操作を補助します。トルクセンサでステアリングの移動量を計測し、このデータをEPS ECUに送信します。送信されたデータを基に、EPSのモーターがステアリングの動きを補助し操舵を軽くします。EPSのモーターがステアリングロッドに直接作用するため、ドライバーが操作しなくても、車両を操舵することができます。これにより、完全自動駐車システムや電子式車両姿勢制御(ESC)との相互作用が可能になり、ドライバーの運転を支援することができます。

課題

多くの場合、信号レベルではEPS用ECUの信号にアクセスできません。このため、HILシミュレーションはパワーレベルで実行されます。ECUと実際のモーターの接続は、機械レベルで行うか、パワーレベルでのシミュレーションによって行うか、どちらかの必要があります。
パワーレベルで行う場合は、実際の電流と、モーターのシミュレーションが必要になります。このソリューションは非常に柔軟性が高く、種類の異なるモーターのシミュレーションを行う場合など、迅速に設定を変更することができます。また、このソリューションでは、パワーレベルでのEPSモーターのシミュレーションとESP用のHILシミュレーションを組み合わせることもできます。

ソリューション

いずれの場合でも、dSPACEシミュレータにはDS5202 FPGA Boardが装着されます。電子負荷モジュールは、パワーレベルでシミュレーションを行うために実際の電流を供給します。EPS搭載のステアリングシステムやESP搭載のブレーキ油圧システムなど、実際の車両の物理特性をシミュレートするには、dSPACEの自動車用シミュレーションモデル(ASM)が使用されます。

成功事例