マルチコアまたはマルチプロセッサユニットアプリケーション

大規模で複雑なモデルは、プロセッサボードやプロセッサコアなどの複数のプロセッサユニットに分散して処理できるため、処理能力が向上しシミュレーションのリアルタイム実行を確実にサポートすることができます。ワークフローは次の2つが考えられます。

  • 1つ目のワークフローでは、分割されたビヘイビアモデルをそれぞれのコアで処理し、ConfigurationDeskにインポートします。このワークフローでは、モデル間の通信をConfigurationDeskで設定します。複数のモデルで作業している場合でも、ConfigurationDeskではMultiple Modelsビューセットが提供されています。
  • 2つ目のワークフローでは、1つのSimulink®モデル全体をアプリケーションの総体として構成し、モデル分割ユーティリティを使用して1つのコア上で計算するモデルのサブシステムを指定します。すると、モデル全体は個別のモデルファイルへと自動的に分割されます。このワークフローでは、モデル間の通信はSimulinkからConfigurationDeskに自動的に転送されます。

ConfigurationDeskでは、複数のモデルを単一のプロセスに統合することができます。また、複数のプロセスを各プロセッサユニットに割り当てることも可能です。そのため、ConfigurationDeskでは、さまざまなモデリング手法について最大限の自由と柔軟性を持って対応することができます。特に、テストフレームワークに継続的にモデルを統合する場合には、多数のモデルをサポートしているConfigurationDeskを使用することが大きな利点になります。

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