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dSPACE Release 7.2

dSPACE Release 7.2では、多くのdSPACEツールにさまざまな新機能が追加されました。最も重要な新機能の概要を紹介します。

 

20111110日: ConfigurationDesk 4.1
ConfigurationDesk® Implementation Version for SCALEXIO®は、SCALEXIOシステムの操作やI/O機能に対応した新しい機能を備えています。
dSPACE Release 7.2では、たとえば、テーブルビューおよびトポロジでのフィルタオプションや、ブロックの自動ソートオプションを提供します。
I/Oに関しては、新しいSent In /Out機能が使用可能です。また、タイプの異なるチャンネルに割り当て可能な機能タイプが追加されました。Ethernet接続用として、個別に調整可能なI/O機能が追加されています。

ControlDesk 4.2
ControlDesk 4.2には、数多くの新機能が追加されています。たとえば、新しいMultiswitch計器を使用することにより、個々のスイッチ、ノブ、ギアシフトなどを短時間で簡単に実装することができます。また、ControlDesk 3.xのパラメータファイルをControlDesk 4.2にインポートすることも可能になりました。複数の独立したレコーダを設定して、並行して記録したデータを個別の計測ファイルに保存することができます。
dSPACE Offline Simulatorは、ControlDesk 4.2から直接使用することができ、PC上でシミュレートされるSimulink®モデルのモデル変数は、TRCファイルを介してアクセスすることができます。ControlDesk® Next Generationの基本バージョンだけで、機能およびプラントモデルへのTRCアクセスが可能です。XCP on Ethernet経由でSystemDeskで生成されたバーチャルECUへのA2Lファイルにアクセスするためには、ECU Interface Moduleの追加が必要となります。
基本バージョンに加え、低コストのControlDesk 4.2 オペレータバージョンも使用可能です。オペレータバージョンは、多くの変更オプションが制限されていますが、基本バージョンで作成したエクスペリメントの作業に使用することができます。このため、テストベンチでの作業など、レイアウトの変更が必要ない使用例に最適です。また、基本バージョンでも、パスワード保護されたオペレータモードに切り替えて使用することができます。この場合、エクスペリメントとプロジェクトは作業中の不正な変更から保護されます。
FlexRayバスモニタリング、ECU診断、プロジェクト管理、利便性などのさらなる拡張や新機能により、新しいControlDeskはより強力なツールとなっています。

RTI Bypass Blockset用のInternal BypassプラグインおよびdSPACE Internal Bypassing Service 1.0
RTI Bypass Blockset用のInternal BypassプラグインおよびdSPACE Internal Bypassing Serviceを使用することにより、RAMおよびフラッシュリソースの空き領域を利用して、ECU上で直接新しい機能を開発することが可能になります。バイパスサービスおよびそれに関連するバイパスフックがECUソフトウエアに統合されている場合、Simulinkを使用する機能開発者は、どのバイパスフックを使ってどのバイパス機能を開始する必要があるのか、さらにRTI Bypass Blocksetを使用してどのECU変数を読み取り、上書きする必要があるのかを柔軟に定義することができます。簡単なボタン操作で、内部バイパス機能用のコードが生成され、ECUフラッシュメモリの空き領域にリンクされ、既存のECUソフトウエアとマージされます。その結果、内部バイパス機能の変数がA2lファイルに追加され、実績のあるツールを使って新しいバージョンのソフトウエアをECUに書き込むことができます。

ECU Interface Manager 1.0
ECU Interface Managerを使用することにより、機能開発者は、コンパイル済みのECUソフトウエア(hexコード)にバイパスフックを挿入し、サービスベースの内部および外部バイパス処理を行うことができます。ECUメーカーはこのためにECUソースコードを調整する必要がなく、また、ECUソフトウエアビルド環境へのアクセスも必要ありません。このため、バイパスプロジェクトを迅速かつ低コストに実装することができます。
ECU Interface Managerは、hexコードおよび関連するECUデスクリプションファイルを分析し、ファンクションコール、ECU変数への読み書きアクセスやECUソフトウエアの条件分岐を検出します。ECU Interface Managerでは、設定ファイルを使用してエンドユーザに対して表示する情報を定義することができます。これによりユーザは、簡単な操作でECUコード内の自分で定義したポイントにバイパスフックを挿入することができます。ECUソフトウエアに関する専門的な知識は必要ありません。

SystemDesk 3.1
SystemDesk 3.1は、最新のAUTOSAR Release 3.2をサポートしています。高度な再インポートメカニズムやダイアグラムのインポート/エクスポートオプションなどにより、データのやり取りやアップデートシナリオが簡素化されています。
複数選択や参照されていないAUTOSARエレメントの識別などの新機能により、複雑なプロジェクトの取り扱いが容易になります。SystemDesk®の新しいバージョンでは、AUTOSARランタイム環境(RTE)の生成が大幅に高速化されています。さらに、シミュレーションの一部としてコードカバレッジをテストすることができます。

TargetLink 3.3
dSPACEの量産コード生成ツールTargetLink®の新バージョンでは、32ビットバージョンと64ビットバージョンが使用可能です。特に64ビットバージョンでは大規模モデルの処理が容易になります。サブシステムおよび参照モデルに対する強力なインクリメンタルコード生成機能により、モジュラー方式の開発が大幅に改善され、機能再利用メカニズムが拡張されています。AUTOSAR関連では、TargetLinkは、将来的な決定バージョンであるAUTOSAR 4.0およびAUTOSAR 3.2のサポートなどの新機能を提供します。dSPACE Data Dictionaryについては、差分およびマージ機能を備えた複数のワークスペースのサポートによりデータ管理機能が大幅に拡張され、特にラウンドトリップ作業を簡素化します。その他にもマルチレートモデリング向けの新機能の追加や、コード効率性向上のためのライフサイクル分析、多様なモデリングおよび利便性のさらなる拡張により、新しいTargetLinkはより強力なツールとなっています。

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