適用分野

• 製造業
  • 高度なドライブシステム
  • 複雑なロボット用アプリケーション
• 航空宇宙産業
  • プライマリフライトコントロールの電動化
• 自動車産業
  • 実際のドライバーコックピット（ステアリングホイールおよびペダルフィードバック）
  • 実際の座席の動きを実現するヘキサポッド式コックピット
  • トランスミッション
  • 乗員検出
  • 補助ドライブ

さまざまな方法でのセンサスティミュレーション

dSPACEのメカトロニクステストベンチを使用すると、用途に応じてさまざまなセンサスティミュレーションを実施することができます。代表的な用途には、次のようなスティミュレーションがあります。

• コイルの制御による誘導型速度センサへのスティミュレーション
• 強力なリフティングマグネットやリニアアクチュエータによる圧力薄膜へのスティミュレーション
• 高温プレートやペルチェ素子を使用した温度センサへのスティミュレーション
• 磁場による内蔵スイッチへのスティミュレーション
• 3Dモーションプラットフォームや傾斜ロッカーによる内蔵加速度センサおよびヨーレートセンサへのスティミュレーション
• 機械的セットアップおよび負荷モーターによる内蔵トルクセンサへのスティミュレーション

さまざまなドライブ制御手法

当社のソリューションでは、モデルベースの手法を通じて制御を実装したり、高速なインターフェースを使用したりすることによって、お客様の個別の要件をほぼ完全に実現することが可能です。お客様は、モーター制御の長年にわたる経験と何百件というテストベンチプロジェクトでの蓄積を通じて当社が実現した事前設定済みのさまざまな制御ソリューションを、お客様ご自身のプロジェクトニーズに合わせて選択し容易に調整することができます。たとえば、以下のことを実行できます。

• モーター電流を用いた荷重ベースおよびトルクベースのフィードフォワード制御
• テストベンチセンサを用いた荷重ベースおよびトルクベースのフィードバック制御
• モーションコントロール（モーションプロファイルの生成を含むカスケード制御）
• 外乱補償（質量またはイナーシャ、摩擦、コギングなど）

dSPACEの産業用ドライブインバータ向けインターフェース製品

dSPACEでは、産業用ドライブインバータ向けの各種インターフェースを提供しており、お客様の要件に応じて使用することができます。

• CANopen Master Solution
  
  • 低ダイナミクス（T _UPDATE = 1 ms）
  • RTI CAN MultiMessage BlocksetまたはBus Managerが必要
• SCALEXIOフィールドバスソリューション
  
  • 中程度のダイナミクス（T _UPDATE = 0.5 ms）
  • EtherCATなど、さまざまなタイプのフィールドバスへの接続
• SCALEXIO TWINsync Solution
  
  • 高ダイナミクス（T _UPDATE = 0.125 msでPWMと同期）
  • KEBA Industrial Automation Germany社（旧LTI Motion社）のTWINsyncプロトコルを使用