ConfigurationDeskは、シミュレーションモデルを実デバイスに接続し、SCALEXIO、MicroAutoBox III、MicroLabBox IIなどのdSPACEリアルタイムシステム上で実行するためのdSPACEソリューションです。
ConfigurationDeskはFMI(Functional Mockup Interface)を厳密にサポートしているため、これを使用すると、ツールに依存せずにシミュレーションモデルのやり取りや統合を行えるというFMI規格の利点を活用することができます。
さまざまなモデリングツールでは、シミュレーションモデルをFunctional Mock-up Unitコンテナファイル(FMU)としてエクスポートする機能がサポートされています。そのため、これらのFMUをConfigurationDeskプロジェクトですぐに統合して、強力なHILやRCPのリアルタイムシミュレーションを作成することができます。このようなプロジェクトでは、FMUを他のFMUやSimulink®モデルと組み合わせて統合し、それをリアルタイムシステムのコアやプロセッサユニット上で分散化されたマルチモデルシミュレーションに使用することができます。FMUをインポートし、その他のモデルインターフェースや入出力チャンネルに接続する際のユーザワークフローは、サポートされているすべてのモデルタイプにおいても同じワークフローとなります。
ControlDesk、AutomationDesk、およびXIL APIでは、リアルタイムシミュレーションの際にFMUパラメータおよび変数にアクセスすることができます。