For a better experience on dSPACE.com, enable JavaScript in your browser. Thank you!

DS2642 FIU & Power Switch Board

欠陥生成ユニット搭載、パワースイッチング用HighFlexボード

DS2642は、SCALEXIO HIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレータで使用されます。DS2642は、ECUのHILテストで使用できるセントラル欠陥生成ユニット(FIU)およびパワースイッチを提供します。アプリケーションの設定はすべてソフトウェアで行えるため、アプリケーションをプロジェクト要件の変更に応じて柔軟に調整することができます。

適用分野

DS2642 FIU & Power Switch Boardは、次の2つのコンポーネントから構成されます。

  • セントラル欠陥生成ユニット(FIU) - SCALEXIO HighFlexボードおよびMultiCompactユニットのI/Oチャンネルに対する欠陥のシミュレーション
  • パワースイッチ - 最大10個の電位切り替えのシミュレーション(端子K15など)

セントラルFIU

DS2642上のセントラルFIUは、フェイルレールを介してI/Oボードの欠陥ルーティングユニットに接続されており、ボード上のチャンネルに対して欠陥生成を行います。

以下のオプションを使用することができます。

  • 個々のチャンネルの断線(バウンシングのある場合とない場合を選択)
  • 2つのチャンネル間の線間ショート(バウンシングのある場合とない場合)
  • 供給電圧などの固定電位への短絡(バウンシングのある場合とない場合)

欠陥はI/Oボード上でリレーを使って準備され、セントラルFIU上の半導体スイッチによって欠陥生成が実行されます。その結果、高速なスイッチング周波数が実現され、接触不良のシミュレーションが可能になります。

パワースイッチ

パワースイッチには、切り替え可能な10個のチャンネルが用意されています。これにより、ECUや負荷などの外部デバイスに電流を供給することができます。この電流は同時に計測することもできます。またセントラルFIUでは、パワースイッチのチャンネルを使用して、ECUへの電源供給の短絡をシミュレーションできます。複数のチャンネルをバンドルして電流を拡張することもできます。チャンネルはConfigurationDesk®で選択します。1つのSCALEXIOシステムで複数のDS2642を使用することができます。

電流計測

接続されているコンポーネントの消費電力は、パワースイッチのチャンネルごとに正確に計測できます。

パラメータ 仕様
パワースイッチ(Power Switch 1) 概要
  • ECUの電流供給用に10チャンネル
  • 電圧 60V
  • チャンネル当たりの連続電流10A
電流計測
  • チャンネルごとの電流計測
  • 高精度モード
    • 分解能 6.25 µA
    • サンプリング時間 135 ms
    • 計測範囲 0 ~1.6 A
  • ダイナミックモード
    • 分解能 150 µA
    • サンプリング時間 262 µs
    • 計測範囲 0 A ~39 A
欠陥生成ユニット 概要
  • 電圧 ±60 V
  • 欠陥スイッチ(最大80 Aまで対応)
  • 大電流フェイルレールの連続電流 80 A
  • 低キャパシタンスフェイルレールの連続電流 1 A
  • FIUコンポーネントの状態を表示するステータスLED
欠陥のタイプ
  • 断線
  • GNDおよびVBatへの短絡
  • 2つのチャンネル間の線間ショート
  • すべての欠陥に対してオプションとしてバウンシングを設定可能
内部通信インターフェース
  • IOCNET
特性 サイズ
  • 410×100×41 mm(16.1×3.9×1.6インチ)
  • 2つのスロットを占有
電圧供給
  • 24 V