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DS1007 PPC Processor Board1)

高い計算処理能力と低いI/Oレイテンシ

DS1007 Processor Boardは高い計算能力と高速I/Oアクセスを両立したハードウェアです。シングルスロットのボードによりオンボードGigabit EthernetホストとI/Oインターフェースを提供します。また、車載アプリケーションにも使用でき、内蔵フラッシュメモリからの自動起動やUSBデータロギングが可能です。

適用分野

DS1007 PPC Processor Boardは、dSPACEのPHSハードウェアの中核部分を構成するプロセッサボードの1つです。DS1007は、高い計算処理能力と高速のクローズドループレートの組み合わせ(たとえば、モーター制御、先進運転支援システム、またはアクティブな防音および制振など)が必要なアプリケーションモデルの開発に最適な製品です。

主な利用効果

DS1007には2 GHzで動作するQorlQ P5020デュアルコアプロセッサを搭載しています。DS1007は、ホストインターフェースカードを追加することなくモジュール型システムを設定できる、高データスループットのEthernetホストインターフェースを提供します。DS1007は高い拡張性があります。Ethernet I/Oインターフェースを使用すると、TCP/IPまたはUDP/IPプロトコルを介してモデルへ直接リアルタイムにアクセスしたりバイパス処理を行ったりできます。長時間のデータロギングおよびアプリケーションの起動用には、統合型USBインターフェース経由でUSB大容量記憶装置を接続できます。

デュアルコアプロセッサによる演算能力の増大

デュアルコアプロセッサの個々のコアを使用してマルチコアシステムを設定することができ、また、RTI-MPのGUIによるプログラミングによって、I/O ボードを簡単に割り当てることができます。DS1007デュアルコアボードは、並列演算能力とコア間の高パフォーマンスのデータ交換機能を利用することで、すべてのアプリケーションの高速化を実現します。

マルチプロセッサ構成

複数のDS1007ボードをオプションの光学インターフェース(DS911 Gigalink Module)を介して接続すれば、強力なDS1007ベースの異なるマルチプロセッサシステムを構築できます。これにより、個々のボードの性能をはるかに超える程度までリアルタイムアプリケーションの演算処理能力および入出力処理能力を向上させることができます。DS1007と他のDS1007はハードウェアを経由して割込みを送信し、最小限の遅延時間でボード間の同期が保証されます。

パラメータ 仕様
プロセッサ リアルタイムプロセッサ
  • NXP(Freescale)QorlQ P5020、デュアルコア、2 GHz
  • コア当たり32 KB L1データキャッシュ、コア当たり32 KB L1命令キャッシュ、コア当たり512 KB L2キャッシュ、合計2 MBのL3 キャッシュ
ホスト通信コプロセッサ
  • NXP(Freescale)QorlQ P1011、800 MHz、ホストPCとの通信用
メモリ
  • 1 GB DRAM
  • 128 MBフラッシュメモリ
タイマー
  • 各コアに3種類の汎用タイマーを内蔵
  • 同期時間ベースユニット(マルチプロセッサシステム用)
割込みコントローラ
  • 各コアには、すべてのリアルタイムイベントに独立的にフルアクセスできる1つの割込みコントローラを搭載
  • 内部Gigalinkを介したその他のプロセッサ間の割込みおよびメッセージ
インターフェース シリアルインターフェース
  • 最大230.4 Kbaudの転送速度を実現する標準UART対応のRS232インターフェース
Ethernetインターフェース
  • 統合型の低レイテンシGigabit Ethernet I/Oインターフェース
USBインターフェース
  • USB大容量記憶装置(最大32 GBをサポート)を介したデータロギング(「フライトレコーダ」)およびアプリケーション起動用のUSB 2.0インターフェース(別途ライセンスが必要)
I/Oボードとの接続
  • PHS++バスインターフェース
  • モジュール型入出力構成用の32ビット入出力バス
  • ピーク転送速度は20 MB/s、新しいI/Oボードでは最大30 MB/s
  • 最大64個のPHSバス割込み
ホストインターフェース
  • 統合型Gigabit Ethernetホストインターフェース
マルチプロセッサシステム
  • DS1007 PPC Processor Boardを追加して、マルチプロセッサシステムを構築
  • 最大20枚のDS1007 PPC Processor Boardの装着が可能
  • 各DS1007ボードにDS911 Gigalink Moduleを装着し最大で4つの高速リンクで接続可能
  • 最大100 mのケーブル長をサポート
特性 サイズ
  • 340 x 125 x 19 mm(13.4 x 4.9 x 0.75インチ)
周囲温度
  • 0~55 ºC(32~131 ºF)
冷却
  • ファンによるアクティブ冷却
電源
  • +5 V ±5%、9 A
    +12 V ±5%、0.8 A

1)The end of life of the DS1007 PPC Processor Board is planned for December 31, 2024. You can still buy the product up to and including December 31, 2021. New Releases of dSPACE software will still support theDS1007 PPC Processor Board until at least the end of 2023. After the end of life, no services of any kind will be available for this product. We advise against using the DS1007 PPC Processor Board in new projects. For new projects we recommend that you use SCALEXIO, the latest dSPACE technology for modular real-time systems.

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