DS4121 ECU Interface Board1)

ECUとdSPACE製システムの接続

DS4121を使用すると、最大2つの電子制御ユニット(ECU)をdSPACE製モジュール型システムに接続し、バイパス処理などを行うことができます。DS4121ボードでは、dSPACE製モジュール型システムをEthernetデバイスに接続したり、LVDS-Ethernetリンクケーブル経由でネットワークに接続したりすることもできます。

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適用分野

DS4121は、電子制御ユニット(ECU)とdSPACEモジュール型システム間のリンクを提供します。一般的な適用例として、個々のECUアルゴリズムをバイパスしプロトタイピングシステムで計算を行います。ECUとの接続は、デュアルポートメモリのプラグオンデバイス(DPMEM POD)、またはLVDS-Ethernetリンクケーブルを使用したGeneric Serial Interface DCI-GSI2経由で行います。DS4121には、2つの独立したECUを同時に接続できます。これにより、エンジンおよびトランスミッションコントローラ、または8気筒および12気筒エンジンのバルブコントローラなどのパワートレイン制御モジュールを操作する柔軟性を実現します。さらに、DS4121ボードはLVDS Ethernetリンクケーブルとのインターフェースを提供するため、dSPACEモジュール型システムをEthernetデバイスまたはネットワークに接続することが可能になります。

主な利点

DS4121は、希望通りの方法でバイパス処理を実行できるように設計されています。たとえば、量産ECUならば最終的な設置位置に固定しておくことができますが、プロトタイピングシステムは事実上、車内のどの場所に設置されるかわからないためです。

DS4121によるバイパス処理

DS4121を使用すると、ECUからプロトタイピングシステムへの単一のハードウェア割込みを使用するか、特別に設計されたECUソフトウェアポーティングキットを使用して割込みを最大128のサブ割込みに分割し、完全に複数レベルのマルチタスクバイパス処理を実現できます。割込みは、使いやすいダイアログで指定できます。ECU Interface Base Packageの一部であるRTI Bypass Blocksetを使用して、サービスベースのバイパス処理を実行することもできます。

パラメータ 仕様
全般
  • 通信チャンネル x 2
メモリ デュアルポートメモリ(DPMEM)
  • チャンネルごとに16 K x 16
  • 16ビットワードアクセス、8ビットローバイト、8ビットハイバイト
割込み
  • データ転送を同期化する双方向割込み(チャンネル単位)
  • 接続切断の割込み(チャンネル単位)
  • 1本の割込みラインを経由する16のサブ割込み(RTI Bypass Blocksetを使用)
  • FIFO-fullおよびFIFO-empty割込み(チャンネル単位)
ターゲットECU
  • ほとんどのタイプの8、16および32ビットマイクロプロセッサ
ECUとの通信
  • 2つのECUまたは1つのデュアルCPUを搭載するECUを接続する2つのチャンネル
  • DPMEMプラグオンデバイス(POD)、またはLVDS-Ethernetリンクケーブルを使用したGeneric Serial Interface DCI-GSI2経由でのプロトタイピングシステムとECU間の通信
  • SPI用のPODを使用可能
  • ユーザ固有のPODは、DS4121に合わせてECU信号を調整可能(PODはECU筐体に内蔵可能)
  • MicroAutoBox用に設計されたPODとの互換性
ケーブル接続
  • エンジンに近い場所に適したツイストペアケーブル(CAT5 STP)
信号システム
  • 全二重高速LVDSリンク(低電圧差動信号)
転送速度
  • DS4121とECU間のLVDSインターフェースでは250 Mbit/sの転送速度
  • 両方向のチャンネルあたり80 Mbit/sの実効転送速度
ホストインターフェース
  • 8または16ビットISAスロット×1(電源のみ使用)
特性 サイズ
  • 340×125×15 mm(13.4×4.9×0.6インチ)
動作温度
  • 0~70 ºC(32~158 ºF)
電源
  • +5 V、1.2 A

1)The end of life of the dSPACE PHS (peripheral high-speed) hardware for modular systems is planned for December 31, 2024. You can still buy the related products up to and including December 31, 2021. New Releases of dSPACE software will still support the dSPACE PHS hardware for modular systems until at least the end of 2023. After the end of life, no services of any kind will be available for these products. We advise against using the PHS hardware products in new projects. For new projects we recommend that you use SCALEXIO, the latest dSPACE technology for modular real-time systems.

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