DS4302 CAN Interface Board1)

CANバスとのインターフェース

DS4302 CAN Interfaceボードを使用すると、dSPACEシステムをCAN(Controller Area Network)に接続することができます。このボードには4つの独立したCANチャンネルが提供されており、チャンネルごとにCANコントローラと3つの異なるCANトランシーバを備えています。

The end of life for this product has been set. Please see the footnote for more detailed information.

適用分野

DS4302 CAN Interfaceボードは、主に自動車業界やオートメーション分野で使用されているCAN(Controller Area Network)環境で動作するように設計されています。DS4302の主な適用分野:

  • 車載ラピッドコントロールプロトタイピング
  • HIL(Hardware-in-the-Loop)テスト
  • レストバスシミュレーション
  • 自動化タスク

主な利用効果

DS4302を使用すると、dSPACE PHSシステムは、それ以外のインターフェース機器を追加せずにCANバスのトラフィックに参加することができます。独立した4つの各チャンネルには独立した3つのトランシーバが備わっているため、CANの複数の適用分野がカバーされます。たとえば、快適システムの電子制御などのタスクに必要な、リアルタイム要件の厳しい高速トランシーバや耐障害性の高い低速トランシーバが搭載されています。Simulink®ブロック線図からDS4302のすべての設定を行えるため、CANコントローラのプログラミング作業が不要になります。

さまざまなソフトウェアのサポート

RTI CAN Blocksetを使用すると、ダイアログボックスを用いて、SimulinkですべてのCANインターフェースを簡単に設定できます。複雑なCANコントローラのプログラミング作業は必要ありません。設定オプションは、CANメッセージの設定から割込みの設定、メッセージのタイムスタンプにまで及びます。最も簡単な方法は、すでに通信記述ファイルが存在する場合、それをインポートすることです。それだけでCANハードウェアの構成が完了します。dSPACEは、HIL(Hardware-in-the-Loop)アプリケーションで複雑なCANの設定を効率的かつ動的に処理するために、RTI CAN MultiMessage Blocksetを提供しています。このブロックセットを使用すると、1つのSimulinkブロックから、(200件を超える)大きなCANメッセージバンドルを管理できます。

パラメータ 仕様
概要
  • 4つの独立したCANチャンネル
  • チャンネルごとに異なる3つのオンボードCANトランシーバ
  • ユーザ固有のCANトランシーバを最大4つサポートするピギーバックモジュールソケット
プロセッサ スレーブDSP
  • Texas Instruments社製のTMS320VC33-150(75 MHz、150 MFLOPS、75 MIPS)
  • CANコントローラ通信を処理
メモリ オンボードメモリ
  • 256 K x 32ビットSRAM
  • 4 M x 32ビットフラッシュメモリ
デュアルポートメモリ(DPMEM)
  • PHSバスマスターとスレーブDSP間の通信用の32 K x 32ビットのデュアルポートメモリ(DPMEM)
割込みコントローラ
  • CANコントローラ割込み
  • PHS割込みのサポート
  • 各種割込みソース
サポートしている規格
  • CAN 2.0 A(標準フレーム形式)
  • CAN 2.0 B(拡張フレーム形式)
  • ISO DIS 11898-2 – 高速CANバス
  • ISO 11519-1 – 低速CANバス、フォールトトレラント
オンボードのCANトランシーバ トランシーバチップ
  • MAX3057 ISO11898高速トランシーバ(最大2 Mbaud)、±80 V フォールト保護付き
  • 最大125 Kbaudの転送速度をサポートするTJA 1055フォールトトレラント低速トランシーバ
  • 最大500 KbaudのボーレートをサポートするSN75176改良型RS485トランシーバ
  • バス終端抵抗(ソフトウェアで選択可能)
  • カスタマイズモジュールコネクタの双方向入出力ライン x 8
詳細
  • Full-CANコントローラ(BOSCH CC770)
  • プログラム可能なコントローラクロック
ホストインターフェース
  • 8または16ビットのISAスロット×1(電源のみ)
特性 サイズ
  • 340×125×15 mm(13.4×4.9×0.6インチ)
周囲温度
  • 0~70 ºC(32~158 ºF)
電源(ピギーバックモジュール含まず)
  • +5 V ±5%、1.2 A
  • +12 V ±5 %、20 mA

1)The end of life of the dSPACE PHS (peripheral high-speed) hardware for modular systems is planned for December 31, 2024. You can still buy the related products up to and including December 31, 2021. New Releases of dSPACE software will still support the dSPACE PHS hardware for modular systems until at least the end of 2023. After the end of life, no services of any kind will be available for these products. We advise against using the PHS hardware products in new projects. For new projects we recommend that you use SCALEXIO, the latest dSPACE technology for modular real-time systems.

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