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dSPACE Release 2013-A

dSPACE Release 2013-Aでは、多くのdSPACEツールにさまざまな新機能が追加されました。以下に最も重要な新機能の概要を紹介します。


Automotive Simulation Models 5.0/ModelDesk 3.0
自動車用シミュレーションモデル(ASM)5.0は、先進運転支援システム(ADAS)の開発およびテスト用のサポートを強化するために拡張されており、特に交差点アシスタントのサポートに重点を置いています。ASMはさまざまな拡張により、複雑なトラフィックシナリオのシミュレーションをサポートします。また、GUIツールのModelDeskは、交差点での車両の挙動を決定する交通規則を含む、横断方向の交通に関する道路ネットワークおよび運転操作を定義するために拡張されています。
ビークルダイナミクスシミュレーションについては、X-ブレーキおよびII-ブレーキシステムが追加されました。電気システムのシミュレーションでは、PSMモーターの非線形誘電特性や並列バッテリ回路のサポートが追加されています。そして、ASM Engine InCylinderモデルは可変の動作点を設定できるようになりました。

ConfigurationDesk 4.4
ConfigurationDesk 4.4では、バーチャルECU(V-ECU)のインポートが可能になりました。V-ECUはECUの機能範囲全体をカバーし、環境モデルに接続でき、ECUハードウエアが利用できない場合でもSCALEXIO® HILシステム上でテストを行うことができます。さらに、V-ECUはCAN経由で実際のECUと通信できるため、それらのECUと同時にテストすることができます。V-ECUは、dSPACE SystemDesk®またはdSPACE TargetLink®で生成されます。
モデル間の通信を設定するための分かりやすいビューにより、モデルおよびV-ECUのインポート/エクスポートを表示し、モデル間のデータ交換の設定を容易に行うことができます。
ConfigurationDesk 4.4は、SCALEXIOの新機能である「多重欠陥」機能もサポートしています。I/O機能をソフトウエアで設定し、機械式リレーを使って欠陥を発生させ、コネクタが外れた状態などをシミュレートすることが可能となります。

ControlDesk 5.0
ControlDesk 5.0では、ユーザインターフェースが完全に再設計され、Microsoft® Office®製品や、dSPACE SYNECT®、MATLAB® (R2012b以降)やその他のソフトウエアで採用されている直感的なリボン機能(バックステージビューを含む)を採用しています。 dSPACEは、ControlDeskの制御エレメントおよび多くの機能を最適化し、操作性を高めると同時に作業効率をさらに向上させます。
プロジェクトデータ(プロジェクト、エクスペリメント、レイアウトなど)の管理について、ControlDesk 5.0はSYNECT®サーバに接続することができます。ConfigurationDesk®でのビルド結果は、SYNECTサーバを経由して自動的にControlDesk®に渡すことができます。
ControlDeskのその他の新機能として、計測ファイルの生成および標準的な交換のためのASAM MDF 4.1のサポートがあり、カメラインターフェース経由のビデオ記録に同期したオーディオ記録や、計算変数の自動生成、その他さまざまなツール最適化が行われています。
旧製品であるControlDesk 3.xは、dSPACE Release 2013-Aをもって配布終了となり、ControlDesk Next Generation(ControlDesk 5.0および4.x)に置き換わります。

ECU Interface Manager 1.3
ECU Interface Managerのバージョン1.3は、使用可能なすべての関数呼び出しを表示するための読みやすい新しいペインを備えています。さまざまなフィルタや数多くのオプションにより、バイパスサービスを統合するためのワークフローが容易になります。ECU Interface Managerは、より多くのプロセッサファミリがサポートされます。新たに追加されたプロセッサファミリには、「可変長エンコーディング」(VLEコード圧縮)機能をもつFreescale MPC55xxおよびMPC56xxマイクロコントローラや、ST Microelectronics SPC56マイクロコントローラ、およびInfineon AURIXおよびAUDO MAXマイクロコントローラなどがあります。ECU Interface Managerは、既存のdSPACEバイパスサービスに対応したECUの16進コードの検索が可能となったため、これらの16進コードの再利用が可能となります。これにより、サービスを再統合するための時間と作業を節約することができ、ワークフローのさまざまなステップを単純化することができます。たとえば、バイパス処理タスクのための事前設定をセットアップすることができ、機能開発者はプロジェクト固有のサービスコールを後から追加することができます。

RTI Watchdog Blockset 1.0(MicroAutoBox II用)
Real-Time Interface (RTI) Watchdog Blocksetは、ブロック線図ベースの直感的なプログラミングや、新しいMicroAutoBox IIウォッチドッグを既存のSimulink制御モデルに統合するために使用されます。
設定可能なタイムアウト機能を備えたMicroAutoBox IIのマルチステージウォッチドッグにより、システムは適切かつユーザの定義通りに危険な状況にただちに応答できるため、プロトタイプ車両を路上テストおよびフリートテストで使用する際の安全性が向上します。タイムアウト動作には、データの保存、定義済み出力値の設定、システムの完全な再起動などを含みます。新しいウォッチドッグブロックセットは、すべてのMicroAutoBox IIバージョンをサポートしています。

新機能の一覧