dSPACE Japan株式会社の社会貢献プログラムとして、東海大学専門職大学院 組込み技術研究科へ提供していた寄附講座が3年間の講座を終えました。
最終的に、技術的実践力を身に付けた学生30名以上が、組み込みシステムの技術者として各産業分野へ旅立っています。
受講生は、様々な組込みシステムで普及が進んでいるモデルベース開発手法および自動車業界で標準であるRCP、HILを使った実習に参加し、モデルベース開発の概論、設計基礎および制御開発用ツールを使用したHILSテスティング技術を習得しました。本コースカリキュラムの開発は、dSPACE Japanの技術部 部長 宮野 隆が監修し、代表取締役社長の有馬と共に講義も担当いたしました。
dSPACEは、2007年にドイツ本社にて社会貢献プログラム「ProMINTイニシアティブ」を開始以来、科学技術に関する大学または教育機関向けに積極的に教育支援を行っております。
今後もこのような技術的支援を通じて、人材の不足が懸念されている組込み技術分野における技術者育成を継続的に行っていきます。