当社の継続的な改善戦略の一環として、dSPACE Release 2020-BにおいてSCALEXIOプロセッサユニットおよびDS6001 プロセッサボード用の新しいオペレーティングシステムを導入することをお知らせします。新しいオペレーティングシステムは、リアルタイム対応のLinux®をベースにしており、dSPACEによってカスタマイズされています。このシステムは、SCALEXIOプロセッサユニットおよびDS6001上で直接動作するものであり、ホストPCのオペレーティングシステムは影響を受けません。
移行プロセスの包括的なサポートを受けることができます。
dSPACE Release 2020-Aでは、移行プロジェクトや互換性テストの早期準備のために、リアルタイムLinuxベースのファームウェアのベータ版にアクセスすることができます。
dSPACE Release 2020-Bおよび2021-Aでは、QNX®およびLinuxベースのオペレーティング システム を選択することができます。これにより、リリースの更新に必要な手順とオペレーティングシステムの更新に必要な手順を分離することができます。Linux ベースがデフォルトとなります。
dSPACEシステムのリアルタイムオペレーティングシステムの更新が完了した後、dSPACE Release 2020-Aおよびそれ以前用にビルドされたバイナリライブラリを含むすべてのリアルタイムアプリケーション、モデルコンテナ(BSC、FMU、SIC、V-ECUなど)、S-Function、およびカスタムI/Oファンクションは、dSPACE Release 2020-Bおよびそれ以降ではソースコードから再ビルドする必要があります。ほとんどの場合、ソースコードは再利用可能です。Cコードの修正が必要となるケースは、お客様またはサードパーティのサプライヤが作成した特殊機能(OS固有の機能など)を使用するカスタムコードに関連しています。
移行に関する要件については、dSPACE Release 2020-Aの移行マニュアルで提供されます。
詳細につきましてはsales@dspace.jpまでお問い合わせください。
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