三菱自動車工業、MicroAutoBoxIIを搭載したEVレースマシン「MiEV EvolutionII」で参戦

~dSPACEスポンサー参画「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」~
三菱自動車工業、MicroAutoBoxIIを搭載した
EVレースマシン「MiEV EvolutionII」で参戦

パーダーボルン、2013年6月5日:三菱自動車工業は、2013年6月に米国コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」2013年大会に、dSPACE が提供するラピッドプロトタイピング(RCP)システム「MicroAutoBoxII」を搭載したEVレースマシン「MiEV EvolutionII」で参戦します。

 
dSPACE Japanは、三菱自動車工業のスポンサー企業として2013年に参画し、「MicroAutoBoxII」の提供を通じてEVレースマシンのテクニカルな面で協賛しています。
「MicroAutoBoxⅡ」は、4つのモーターおよびブレーキを統合制御するECUとして「MiEV EvolutionⅡ」に搭載されています。「MicroAutoBoxⅡ」は、多数のセンサーやECUからの情報をもとに車両の走行状態や駆動用バッテリーの状態を推定し、4つのモーターと各ブレーキを最適に制御することで、「MiEV EvolutionⅡ」の安全かつ安定した高速走行を実現しています。
 
同社の開発本部 EV要素研究部長の百瀬 信夫氏は、「「MicroAutoBoxⅡ」は、「MiEV EvolutionⅡ」のような先行車両の開発にとって、必要不可欠のツールです。今回は、モデルベースの制御設計とシミュレーションのおかげで非常に短期間の開発が達成できており、制御関係の実車確認に至っては、車両完成から実質1週間ほどで終えることができた程でした。」とコメントし、dSPACEの制御システムツールの実績を評価しています。
 
dSPACE Japanの有馬仁志代表取締役社長は、「dSPACEのモデルベース開発ツールであるRCPシステムやHILシミュレータを三菱自動車のiMEVの開発や、最新のアウトランダーの開発に効率向上と品質評価で評価をいただいてまいりました。この度のパイクスピークス車両「MiEV EvolutionII」にMicroAutoBoxIIを車両制御用に搭載していただくことになり、大変光栄でございます。このレースの経験をもとに、さらなるEVの開発と発展を願っております。」と述べています。
 

来る6月7日(金)に東京コンファレンスセンター・品川で開催されるdSPACE Japan User Conference 2013では、特別講演としてドライバーの増岡浩氏に「EVによるパイクスピークヒルクライムレースへの挑戦」と題し、レース前の意気込みを語って頂きます。 

お問い合わせ

最新の技術開発動向をつかんで、イノベーションを加速。

メールマガジンの購読希望・変更/配信停止手続き

Enable form call

At this point, an input form from Click Dimensions is integrated. This enables us to process your newsletter subscription. The form is currently hidden due to your privacy settings for our website.

External input form

By activating the input form, you consent to personal data being transmitted to Click Dimensions within the EU, in the USA, Canada or Australia. More on this in our privacy policy.