dSPACEの新しいニューハドソンの施設(住所:29402 Lyon Pines Drive, New Hudson, Michigan 48165 USA)。
東京、2018年6月19日:dSPACEは、ミシガン州ニューハドソンに生産、テストおよび配送用の施設を新たに開設することにより、北米での事業体制を拡張いたしました。この施設は5月に正式に運用を開始しています。この拡張により、当社は、各種の重要な製品ラインの中でも特にHIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレーションシステムの製造に対する需要の増大に対応できるようになりました。
新しいHILシミュレータ製造ラボで作業を行うdSPACEのエンジニアBrian Marko
21,000平方フィートの広さの施設には、ハードウェアエンジニアリング設計および生産グループの全部門が移転しており、さまざまな改良が行われた近代的な設備により、共同作業やチーム作業も容易に行うことができます。施設は、HIL製造ラボ、テストラボ、エンジニアリングのオフィスエリア、在庫格納用倉庫、および大規模な配送エリアの5つのメインセクションに分割されており、その他にESDフロアや特殊光源ルーム、エアフローの最適化を行えるセクションも含まれています。施設の住所は、「29402 Lyon Pines Drive, New Hudson, Michigan, 48165, in the Lyon Pines Business Center」となり、dSPACE北米本社(50131 Pontiac Trail, Wixom, Michigan, 48393)から5マイル以内の距離にあります。
dSPACE Inc.の社長であるDr. Peter Waeltermannは、「私たちはウィクソムのポンティアックトレイルにある既存のオフィスは将来的な技術開発のために確保しながらも、新たな施設の開設により、当社のHILシステムに対する需要の増大に適切に対応できるようになります」と述べています。「また、新施設では(ステアリング向けなどの)大規模なメカニカルテストベンチの製造やテストを行えるため、お客様が関心を持つさまざまな領域に対応することもできます。私たちは、お客様に対してこのような対応力を提供できることをうれしく思います」。
HIL部門のプロダクトマネージャであるPhilipp Kluckは、「私たちは、当社の技術者に近代的な設計の拡張された作業空間を提供できるようになりました。これにより、彼らは最適な照明やより大きなストレージを使用して、新しいワークステーションのシステムを容易に操作することができます」と述べています。「大型の納品物の取り扱いも、適切な搬出口や大規模な配送エリアのおかげで、より容易になります」。
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