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TargetLink:機能開発と量産開発の融合

dSPACE量産コード生成ツールの戦略的拡張

  • 既存のECU上での機能開発(オンターゲットバイパス処理)
  • AUTOSARの拡張サポートによるマルチコアおよび車載Ethernetアプリケーションへの対応
  • C enumの生成、MISRA Cへの適合性の向上など

東京2016126dSPACEの量産コード生成ツールTargetLinkの最新バージョンである4.2では、既存の電子制御ユニット(ECU)上で機能を開発できるオンターゲットバイパス処理をサポートしています。また、量産コードの開発のために、AUTOSARの拡張サポートにより、マルチコアおよび車載Ethernetアプリケーションに対応しています。そして、ソフトウェア開発者が列挙型(C enum)を生成することもできます。さらに、TargetLink 4.2ではMISRAガイドラインへの対応にも注力しており、最新の追加項目への準拠を実現しています。

既存のECU上での機能開発(オンターゲットバイパス処理)

TargetLink 4.2では、オンターゲットバイパス処理をサポートすることにより、量産ソフトウェア開発と機能開発の融合を可能にしています。開発者が既存の量産ECUのソフトウェア機能を拡張する場合、十分なI/Oと利用可能なリソースが提供されていれば、ECU上で直接機能開発を行えるようになりました。そのため、開発者はdSPACE ECU Interface Softwareとコード生成ツールを併用することにより、早期の段階から極めて効率性の高いTargetLinkコードを利用して量産段階に近いプロトタイピングを行えるようになります。これにより、開発の初期段階で必要なリソースを特定してプロジェクトのリスクを低減し、プロトタイプを量産プロセスへシームレスに移行させることが可能です。

AUTOSARの拡張サポートによるマルチコアおよび車載Ethernetアプリケーションへの対応

TargetLink4.2では、AUTOSAR準拠の開発環境向けに、非同期クライアントサーバ通信を使用してマルチコアシステムのパフォーマンス向上を実現しています。また、TargetLinkでは非スカラーコンポーネント変数(インターランナブルバリアブル)を使用しているため、AUTOSARソフトウェアコンポーネント内でのデータのやり取りが容易です。さらに、TargetLink 4.2では、AUTOSARソフトウェアコンポーネントでの車載Ethernetの完全サポートを初めて実現しています。

C enumの生成、MISRA Cへの適合性の向上など

TargetLink 4.2では、列挙型および変数(C enum)を生成することも可能になっているため、コードの可読性が向上し、既存コードの統合がさらに容易になります。また、現行のMISRA C:2012 Amendment 1も含め、TargetLinkコードにおけるMISRA Cへの適合性が向上しています。Simulink®/Stateflow®を使用したモデリングのために、TargetLinkでは、Stateflow Superstepセマンティクスやさまざまな状態に対するアクティビティ信号及び簡易化されたバス処理をサポートしています。また、TargetLink用のSYNECT Add-Onの新しいバージョンが間もなく利用可能となります。これにより、量産コード生成ツールをdSPACEのデータ管理ソフトウェアであるSYNECTに接続し、複数の開発チームに分散した大規模な開発環境でTargetLinkを容易に使用したり、ツール使用の大部分を自動化したりできるようになります。

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