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dSPACE V2XソリューションによりVehicle-to-Xアプリケーションの開発およびテストをサポート

専用のブロックセットおよびマップ計器によりエンジニアの作業負荷を軽減

  • IEEE 802.11p規格に準拠し、V2X通信への容易なアクセスが可能
  • Simulinkブロックセットにより、V2Xメッセージの内容および信号への容易なアクセスが可能
  • 専用のControlDeskマップ計器により、V2X固有の情報をビジュアル表示

東京、20151210
dSPACEは、最新のRelease 2015-Bにおいて、新しいV2Xソリューションを発表しました。このソリューションでは、専用のブロックセットを使用することにより、IEEE 802.11p規格に準拠したVehicle-to-X(V2X)WLANアドホック通信へSimulink®環境内から直接アクセスすることができます。また、V2X関連データをdSPACE ControlDesk Next Generation上でグラフィカルに分析することも可能です。これらの強力な機能を使用すれば、固有の通信プロトコルやソフトウエア層を実装するといった作業が不要になるため、エンジニアはV2Xアプリケーションの開発やテストに完全に集中できるようになります。

Simulinkブロックセットにより、V2Xメッセージの内容および信号へ容易にアクセス

Simulink向けの新しいV2X Blocksetは、V2Xソリューションの中心的なコンポーネントとして、SIL(Software-in-the-Loop)やHIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレーションだけでなく、MIL(Model-in-the-loop)シミュレーションやラピッドコントロールプロトタイピング(RCP)においても、V2X通信への容易なアクセスを提供します。V2X Blocksetを使用すると、わずかな手順だけでアプリケーションを信号ベクトルによって適切な通信ブロックへ直接接続し、すべてまたは事前に選択されたV2Xメッセージの内容にアクセスすることができます。V2X Blocksetには、V2Xの欧州規格に従って他のV2X参加者と通信を行うためのプロトコルやソフトウエア層が既に含まれています。これらの層には、V2Xメッセージのエンコード/デコード機能が搭載されており、Cohda WirelessTM製のMK5-OBUオンボードユニットなどのV2Xハードウエアアダプタと通信するためのEthernet(UDP/IP)インターフェースも提供されています。これにより、Simulinkモデル内からV2X信号へ直接アクセスできるため、ロバスト性テストも簡単なデータ操作だけで行うことができます。

 

V2Xソリューションでは、V2X固有のブロックだけでなく、位置および時間データを取得するための専用ブロックも提供されています。これらのブロックは、米国海洋電子機器協会(National Marine Electronics Association)により規定されたNMEA 0183規格に準拠しており、全地球航法衛星システム(GNSS)データをエンコードまたはデコードすることが可能です。

専用のControlDeskマップ計器により、V2X固有の情報をビジュアル表示

V2Xソリューションでは、dSPACE ControlDeskを拡張するために専用のマップ計器を使用しています。これらの計器は、データ解析や妥当性検査を容易に行うことができるよう、V2X Blocksetから送信される新しい情報に基づいて常に更新されます。マップ計器には、車両の位置、速度、進行方向だけでなく、個々の交通参加者の分類やその他のV2X固有の情報といった内容が、V2Xアプリケーションで利用できる形式で表示されます。

V2Xについて

V2X(Vehicle-to-X)テクノロジは、IEEE 802.11p規格に準拠した無線アドホックネットワークを介して車両間および車両・インフラ間のデータ交換を可能にする技術です。ネットワーク参加者は、現在の位置、速度、および進行方向などの情報や、交通渋滞などのイベントを含むメッセージを送信します。欧州では、CAR 2 CAR Communication Consortium(C2C-CC)がETSI(European Telecommunications Standards Institute)およびCEN(Comité Européen de Normalisation)の両標準化団体と緊密に連携し、共同通信規格を策定しています。

http://www.car-2-car.org

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