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dSPACE SystemDesk:バーチャルECUの生成が容易に

SystemDesk 4.3は、AUTOSAR R4規格に従ってバーチャルECUを生成します。
  • バーチャルECUを開発プロセス内で容易に生成
  •  ベーシックソフトウエアの自動設定
  • バーチャルECUによる容易な機能テストとラピッドコントロールプロトタイピング
  • 仮想検証のための総合的なツールチェーン
 
パーダーボルン、20141125日:
dSPACEは、AUTOSAR準拠ツールであるSystemDesk®のバージョン4.3を発表しました。このソフトウエアにより、設計技術者やソフトウエアインテグレータは仮想電子制御ユニット(V-ECU)をAUTOSAR R4規格に従って生成できるようになります。V-ECUを使用すると、ハードウエアプロトタイプがない場合でも、dSPACEの仮想検証ツールチェーンにより新しいECU機能を迅速かつ容易にテストできます。
 
容易な生成と自動設定
ソフトウエア開発者は、作成した機能をSystemDeskのECUアプリケーションソフトウエアに統合でき、それを使用することにより、V-ECUを数クリックで生成できます。SystemDeskは、シミュレーション時に必要なAUTOSARランタイム環境(RTE)やECUソフトウエアのベーシックソフトウエアコンポーネントといった追加のコンポーネントを自動的に設定および生成します。特定のプロジェクト向けに、ベーシックソフトウエアをオプションで個別に設定することもできます。そのため、開発者は、ベーシックソフトウエアに関する事前の知識が無くても、独自のV-ECUを生成してソフトウエアの機能をテストすることができます。 
 
V-ECUを使用した初期段階での機能テスト
V-ECUは、開発者が自身のPC上で作成できるため、ECUのハードウエアプロトタイプを使用する場合よりも早期の段階で機能テストを行うことができます。V-ECUの機能的な動作は、物理的なECUとほぼ同じです。V-ECUは改変が容易なため、設計上の変更をすぐに反映できます。開発プロセスの非常に初期の段階で機能テストや組込みテストを頻繁に行うこともできるため、変更に伴う反復作業の時間も短縮できます。
 
仮想検証のための総合的なツールチェーン
SystemDeskで生成されたV-ECUは、dSPACEの仮想検証向けツールチェーンに不可欠です。V-ECUを使用すると、機能的動作の総合的なテストをPC上でシミュレーションプラットフォームdSPACE VEOSによって行うことができます。このようなテストは、RTI AUTOSAR Blocksetを使用してdSPACEの車載ラピッドコントロールプロトタイピングシステムMicroAutoBox II上で行うことも、dSPACE Hardware-in-the-loop(HIL)シミュレータSCALEXIOで行うこともできます。リアルタイムシミュレーションモデルを使用すると、現実的なシナリオでソフトウエア機能をテストすることができます。さらに、既存のHILテストシナリオ、シミュレーションモデル、設定、および計器を再利用することも可能です。これにより、開発段階での労力を削減しながら、シームレスなテスト環境を提供することができます。
 
SystemDeskについて
SystemDeskは、特にAUTOSAR規格に従ってソフトウエアアーキテクチャを設計したり、AUTOSAR規格に準拠したV-ECUを生成する場合など、ECUソフトウエアをモデルベースで開発する場合に使用します。このモジュールは、ソフトウエアコンポーネント(SWC)のモデリング、ハードウエアトポロジやネットワーク通信を含むシステムレベルの指定といった、ソフトウエアアーキテクチャ開発プロセスをサポートします。
 
VEOSについて
VEOSは、ECUソフトウエア開発時の仮想検証に使用するPCベースのシミュレーションプラットフォームです。VEOSを使用すると、特定のシミュレーションハードウエアが無い場合でも、制御モデルやV-ECU、バスモデル、車両モデルなど広範囲に及ぶモデルをシミュレートできます。

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