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dSPACE:FMI規格2.0のサポート

dSPACEツールチェーンに最新のFMI規格を統合
  • dSPACEツールでFMIをサポート
  • 異なるシミュレーションモデルを容易に統合
  • 単一のプロジェクトにさまざまなモデリング手法を使用

パーダーボルン、2014年7月30日:2014年7月25日
、Modelica協会のFunctional Mock-up Interface(FMI)プロジェクトは、FMI規格2.0のリリースを発表しました。FMIはベンダーに依存しないオープンなインターフェースであり、さまざまなモデリングツールを使用したシミュレーションモデルを単一のモデルへと包括的に統合することができます。最新のFMI規格には、たとえば、シミュレーションの実行中でもシミュレーションパラメータを変更できるなど、新しい機能が採用されています。dSPACEは自社のツールチェーンにおいてFMI規格2.0をサポートする最初のベンダーの1つです。ITI社のR&D部門責任者でありFMIプロジェクトリーダーを務めるTorsten Blochwitz氏は、「大変な開発作業を経てFMI 2.0の仕様をリリースすることができ、とても嬉しく思います。緊密に協力していただいた世界中のパートナーに感謝申し上げます。FMI規格2.0では、包括的で現実に即したテストにより質の高い仕様を提供できるため、異なるツールやプラットフォームのFMU同士でも最初から互換性が確保されます。また、新しい機能の提供により、新たな適用分野への道が開かれ、ユーザビリティの向上が実現します。これらの機能には、シミュレーション実行中のパラメータ変更、初期化性能の向上、HIL(Hardware-in-the-Loop)シミュレータなどのリアルタイム環境でのイベント処理などが含まれます」と述べています。Modelica協会の会長およびドイツ航空宇宙センター(DLR)でInstitute for System Dynamics and Controlの副理事長を務めるMartin Otter博士は、「FMI 2.0の共同開発者として、規格を大幅に改善したバージョンが遂に市場に提供されたことをとても嬉しく思います。10社に及ぶソフトウエアベンダーが緊密に連携したことで、動的なシステムをツール間で安定的にやり取りできるようになっています。FMI 2.0が有力なソフトウエアベンダーによってサポートされていることは、特にリアルタイム環境において新たな可能性を拡げます。DLRのInstitute for System Dynamics and Controlでは、研究プロジェクトにおけるFMIの活用をさらに進めていく予定です」と述べています。
 
dSPACE ツール チェーンにおけるFMI
FMI 2.0をサポートするdSPACE製品には、PCベースプラットフォームのVEOS、HILシミュレータのSCALEXIO、データ管理ソフトウエアのSYNECTの3つがあります。これらの製品でFMIをサポートすることの利点は、VEOSやSCALEXIOを使用したMIL(Model-in-the-Loop)、SIL(Software-in-the-Loop)、およびHILプロジェクトでより多くのモデリングツールを使用できるという点です。モデルコンポーネントは、dSPACEのツールチェーンを通じて引き続き再利用でき、それらのビジュアル表示、テスト、および試験もこれまで通り行えます。SYNECTは、開発およびテストプロセスの全期間を通じて、FMUを含む作成したデータの管理をサポートしています。FMIのサポートやデモプロジェクトのプレゼンテーションについての詳細は、www.dspace.com/go/fmiを参照してください。
 
FMIについて
オープン規格のFunctional Mock-up Interface(FMI)は、特定のモデリングタスクにおける最適なツールの使用や、モデルの一貫した再利用を容易にします。Modelica協会FMIプロジェクトのパートナーは、2011年に成立したEUのプロジェクトであるMODELISARにおいて実現したFMI規格のさらなる開発に取り組んでいます。2012年に開始されたFMIプロジェクトについては、シミュレーションツールの主要ベンダーおよびユーザが取り組んでいます。詳しくは、https://www.fmi-standard.org/toolsをご覧ください。

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