DC/DCコントローラに対応したRCPシステム

コンバータ機能の開発

適用分野

  • 車載DC/DCコンバータ向けコントローラの開発および妥当性確認
  • 極めて低いパワーレベル(小型バッテリ)から極めて高いパワーレベル(高電圧送電)にまで対応

要点

  • 使いやすいSimulink ® ブロックセットを搭載したFPGAベースの専用I/Oインターフェース
  • 極めて高速な制御ループにも対応するユーザによるプログラミングが可能なFPGA(20 µs未満の短いサンプル時間)
  • FPGAベースのDC/DCコンバータ制御アルゴリズムをすばやく簡単に開発するため、すぐに使えるFPGAコンポーネントを搭載したXSG Utils Library
  • 多数のスイッチの同期制御
  • モジュール型のハードウェアコンセプトにより、変化する要件に合わせた柔軟な調整が可能
  • MicroAutoBoxなどの小型システムからSCALEXIO LabBoxやSCALEXIO AutoBoxベースのモジュール型システムまでに及ぶ高い拡張性
  • RCPハードウェアに自動的にSimulinkモデルを実装することにより、クリック1つですばやい反復作業が可能
  • 容易に設定できる各種のI/Oファンクションの総合的なセット

Simulink ® を使用してDC/DCコンバータ用制御アプリケーションを使用すると、dSPACEリアルタイムシステムの強力なプロセッサを簡単にプログラミングすることができます。また、選択したリアルタイムシステムに応じて、アプリケーションにアクセスする際に必要なI/O機能が提供されます。これらは、dSPACEの設定および実装ソフトウェアConfigurationDeskを使用して設定し、Simulinkモデルに追加することができます。

ハードウェアオプション

当社では、さまざまなI/Oモジュールを活用できるMicroAutoBoxを車載プロトタイピング向けに提供しています。プロセッサベースでの開発にはDS1511およびDS1513バリアントを使用できます。DS1514およびDS1553モジュールを追加すれば、FPGAベースでの開発も可能です。

モジュール型のSCALEXIOシステムには、2つのハウジングが提供されており、車載アプリケーション向けのSCALEXIO AutoBoxとラボでのテスト向けのSCALEXIO LabBoxを使用できます。また、これらのハウジングにDS6001 Processor Boardを搭載すれば、ラピッドコントロールプロトタイピングを行うことができます。さらに、必要な場合は、多数提供されているSCALEXIO I/Oボードの中から1つ以上を使用してシステムを拡張することが可能です。このような場合には、専用のPWMおよびアナログ/デジタルコンバータ(ADC)機能を備えたDS6121 Multi-I/O Boardが特に適しています。

FPGAライブラリコンポーネント(PWMなど)は、異なるI/Oモジュールを備えたさまざまなFPGAプラットフォームで自由に組み合わせることができ、さらにカスタムデザインコンポーネントに接続することもできます。XSG Utils Libraryを使用すると、カスタム制御アルゴリズムまたはその一部をFPGA(Field-Programmable Gate Array)で作成することができます。FPGAでは主に、プロジェクト固有のI/Oの読み取りとフィルタリング、およびPWMパターンの柔軟な生成を行います。XSG Utils Libraryは、カスタム制御アルゴリズムまたはその一部をFPGAで計算することで、サンプリングレートが50 kHzを超える高性能のDC/DCを制御します。

XSG Utils Libraryの機能概要

  • すべてのライブラリコンポーネントがオープンでアクセス可能
  • 位相シフトPWMやユーザ定義パターンなどを含む柔軟なPWM生成
  • 小規模な制御アプリケーションとコンポーネント
  • PWMカウンタによるPWM計測
  • ウォッチドッグ機能
  • FPGA ScopeファンクションブロックによるFPGAベースの信号の柔軟なプロッティング
  • UARTプロトコルのサポート

ハードウェアオプション

dSPACEでは、各種DC/DCコンバータトポロジを制御するために、DS1514 FPGA Base Boardを搭載したすべてのMicroAutoBox IIIバリアントに簡単に統合できるDS1553 AC Motor Control Moduleを提供しています。また、SCALEXIO FPGA Base Board(DS2655、DS6601、またはDS6602)および関連I/Oモジュール(DS2655M1またはDS6651)搭載のSCALEXIO AutoBoxを使用することもできます。ラボで使用する場合は、SCALEXIOボードをSCALEXIO LabBoxに実装することもできます。

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