RapidProハードウエア

ラピッドコントロールプロトタイピングのための柔軟性の高いハードウエア
  • 拡張性が高く、モジュール型で、構成変更可能なシステムアーキテクチャ
  • 小型で堅牢な筐体
  • 実車内、実験施設、およびテストベンチでの使用に対応
  • さまざまなソフトウエアのサポート
  • コモンアプリケーション領域用のアプリケーションの個別設定
  • NEW:エンジン制御のための高度な機能:クランク/カムテクノロジおよび開始/停止開発サポート

説明

RapidProハードウエアは、dSPACEプロトタイピングシステムへの拡張として機能します。RapidProユニットは、単体で使うこともできますが、複数の装置を積み重ねて接続し、1つの装置のように扱うこともできます。
シグナルコンディショニングとパワーステージ
自動車業界では、特にプロトタイピングフェーズにおいて、多様なセンサとアクチュエータが使用されます。そのためセンサまたはアクチュエータに対して、独自のシグナルコンディショニング回路とパワーステージ回路が必要になることがあります。RapidProを使用することによって、高い柔軟性と高度な支援が得られ、シグナルコンディショニングとパワーステージに関する厳しい要件の作業を非常に効率的に達成することができます。
詳細については下記を参照してください。 シナリオA
インテリジェントI/Oサブシステム
自動車用に開発され、組込まれる制御ロジックの数は増え続け、複雑さを増しています。たとえばエンジンマネージメントの分野では、入出力信号の取得と生成処理が複雑化しています。また大抵の場合、高度で複雑なアルゴリズムを最小限の時間で処理する必要があります。このような要件の厳しい処理を標準的なプロトタイピング環境で実行する場合、高機能なツールが必要になります。RapidProを使用すれば、MPC565マイクロコントローラをベースとするインテリジェントI/Oサブシステムを構築することができます。
詳細については下記を参照してください。 シナリオB
主な利用効果
RapidProハードウエアは、dSPACEプロトタイピングシステムへの拡張として機能します。RapidProユニットは、単体で使うこともできますが、複数の装置を積み重ねて接続し、1つの装置のように扱うこともできます。また、ハードウエア的およびソフトウエア的に構成変更が可能な既製のシグナルコンディショニング(SC)モジュールとパワーステージ(PS)モジュールをRapidProユニットに接続することにより、特定の用途に最適化されたプロトタイピングシステムを構築できます。RapidProは、モジュール方式を採用しており、また、各モジュールをハードウエア的およびソフトウエア的に構成変更できるので、別プロジェクトや要件が変わった場合などに再利用、再構成、または拡張する際、ほとんど手間がかかりません。

システムコンセプト

RapidProハードウエアは異なるタイプがあります。RapidPro SC Unit(シグナルコンディショニングユニット)、RapidPro Power Unit(パワーステージユニット)、およびRapidPro Control Unit(インテリジェントI/OサブシステムとしてMPC565を搭載)が使用できます。

RapidPro SC Unit:柔軟なシグナルコンディショニングユニット

  • dSPACEプロトタイピングシステム用のシグナルコンディショニング
  • 構成可能なモジュール経由でさまざまなセンサに容易に適応
  • 最大8つのシグナルコンディショニングモジュール用のスロット
  • 幅広い電源供給範囲(6 V~60 V)、逆電圧および過電圧保護



RapidPro Power Unit:柔軟なパワーステージユニット

  • dSPACEプロトタイピングシステム用のパワーステージ
  • 構成可能なモジュール経由でさまざまなアクチュエータに容易に適応
  • 最大6つのパワーステージモジュール用のスロット
  • 幅広い電源供給範囲(6 V~60 V)、逆電圧および過電圧保護



MPC565を搭載したRapidPro Control Unit:dSPACEプロトタイピングシステム用のインテリジェントI/Oサブシステム

  • MPC565マイクロコントローラモジュール
  • 複雑な入出力信号の生成と取得
  • 最大6つのシグナルコンディショニングモジュール
  • USB構成インターフェース
  • LVDSスレーブコミュニケーションインターフェース



RapidPro SC/PSモジュール:取付可能なシグナルコンディショニングおよびパワーステージモジュール

  • ハードウエアおよびソフトウエア構成可能な標準モジュール
  • RapidProユニットへの取り付けが容易
  • RapidProユニットへのモジュールの安全なロック
  • シグナルコンディショニングとパワーステージ機能



RapidProブレイクアウトボックス

  • センサとアクチュエータの高速で柔軟な接続
  • 既存のケーブルハーネスを変更することなく信号のチェックと再接続が可能

アプリケーション固有の設定

RapidProの初期設定を使用することにより、さまざまな適用分野において、広範囲の標準的なシグナルコンディショニングおよびパワーステージタスクに対応することができます。たとえば、エンジン制御プロトタイピングの設定では、最大6気筒、最新のセンサおよびアクチュエータをすべて備えたエンジンを制御することができ、モーター制御プロトタイピングの設定では、さまざまなACモーターのプロトタイプフェーズにおいて柔軟なインバータステージの役割を果たします。
詳細については下記を参照してください。 アプリケーション固有の設定